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ちょっと上海2010 ①上海万博

こんにちは南方人@です。上海万博の年だったのでもちろん行きました。とにかく一日中歩いてへとへとになりました。

これは2010年、上海旅行での出来事を記憶を蘇えらせて書き起こしたものである。


旅行計画

2010年5月6日(木)から5月10日(月)の4泊5日を計画。
フライト便は羽田→上海浦東、
航空会社はANA(マイレージ特典航空券)を利用。

今回の旅行の目的は
①上海万博
②上海旧フランス租界エリアの散策
③元同僚や中国語先生のご家族との会食

1日目 移動日

旅行では初の羽田空港発便。
何と「FLY!パンダ」、これも初かも、、、

初のFLY!パンダ便、なんかうれしい!
ANAのエコノミー機内食の茶蕎麦はいつもうまい!

宿泊先(新時空国際公寓酒店)

宿泊先は地下鉄2号線、中山公園駅前にある新時空国際公寓酒店(新時空国際マンションホテル)。前回と同じところだ。

上海万博公式ガイドブックを購入

上海万博を事前に攻略できないかと、駅前の大型書店上海書城(長寧店)に入り、なにかガイドブックになるものがないかと探してみた。
すると、
上海万博公式ガイドブックを発見!
なんと、日本語版、えっ! 25元 うっそ 安!
もちろん 即購入した。
軽く見ると会場面積がなんと5.28k㎡(東京ドームの約110個分)、広過ぎ!
並んで見学する時間がなさそうなので、パビリオンの外観を全部を見ることを目標にした。

ほぼA5サイズカラー約230ページのガイドブック

2日目 上海世博会(上海万博)

入場ゲート

5月7日(金)、万博開催が5月1日からなのでまだ1週間しか経っていない。
当日券購入や一番人気の中国国家館だけは入りたかったので頑張って
地下鉄始発で会場に向かった。
入場ゲートは8つもあるので、中国国家館に一番近い上南路出入り口へ。
(ちなみに最寄りの駅は地下鉄8号線の耀華路駅。)
7:30に到着したときにはすでに20人くらいが並んでいた、
ちょっとほっとした。

上南路出入り口

会場は10時なのでひたすら並ぶしかなかったが、後ろに並んでいたグループと時々会話することがあったので何とか時間をつぶすことができた。

会場5分前の状況

まずは入場券を購入。
平日普通券(当日券)は160元。

チケット(地図専用拡大鏡付き)

入場すると、中国国家館の整理券をもらった。
指定時間は16時、ほんまかいなとつぶやいていた、、、

すると先ほどのグループから声を掛けられ、整理券の時間を聞かれた。
どうも3人のうち2人が16時、1人が19時だったらしい。なのでもちろん交換してあげた。
19時ということは中国国家館を最後の方になるので予定を立てやすくなった。

地方(知らない場所)から来た学生グループ

開場はA、B、C、D、Eの5つのゾーンに分かれており、ゾーンごとに順番に回った。

Aゾーン(10:15~)

主に一部のアジアなどのパビリオンのエリア

斯里兰卡馆(スリランカ館)
巴基斯坦馆(パキスタン館)
以色列馆(イスラエル館)
阿曼馆(オマーン館)
阿拉伯联合尊长国馆(アラブ首長国連邦館)
土库曼斯坦馆(トルクメニスタン館)
卡塔尔馆(カタール館)
黎巴嫩馆(レバノン館)
伊朗馆(イラン館)
朝鲜民主主义人民共和国馆(朝鮮民主主義人民共和国館)
空いていたので入ると、主体思想塔の模型や中央に一本の川と橋、古墳壁画などを展示
あと、切手や絵葉書、絵画の展示もあった
亚洲联合馆一(アジア共同館1)
カ哈萨克斯坦馆(カザフスタン館)
日本館
韩国馆(大韓民国館)
1Fにはソウルの縮小モデルの展示と説明、
2Fは未来の生活をテーマにしたような技術の展示が多かった(韓国らしく最新技術満載)
越南馆(ベトナム館)
亚洲联合馆三(アジア共同館3)
沙特阿拉伯馆(サウジアラビア館)
印度馆(インド館)
尼泊尔馆(ネパール館)

無料のバスで黄浦江の対岸のD、Eゾーンへ

Eゾーン(12:20~)

主に都市の未来館、企業館、ベストシティ実践区などのパビリオンのエリア。

中国船舶馆(中国船舶館)
中国民企联合馆(中国民間企業共同館)
上汽集团-通用汽车馆(上汽集団-GM館)
信息通信馆(情報通信館)
万科馆(万科館)
中国航空馆(中国航空館)
远大馆(遠大館)
都市未来馆(都市未来館)
案例联合馆二(実践例共同館2)
马德里案例馆(マドリッド実践例館)
伦敦案例馆(ロンドン実践例館)
欧登塞案例馆(オーデンセ実践例館)
成都案例馆(成都実践例館)
温哥华案例馆(バンクーバー実践例館)
西安案例馆(西安実践例館)
罗阿案例馆(ローム・アルプ地方実践例館)
汉堡案例馆(ハンブルク実践例館)
阿尔萨斯案例馆(アルザス実践例館)

Dゾーン(13:35~)

主に都市の足跡館や企業館などのパビリオンのエリア

震旦馆(震旦館)
中国铁路馆(中国鉄道館)
上海企业联合馆(上海企業共同館)
中国人保馆(中国人民保険館)
可口可乐快乐工坊馆(コカコーラ館)
石油馆(中国石油館)
太空家园馆(宇宙の家館)
国家电网馆(国家電網館)
智能互联生活馆(CISCO館)
日本产业馆(日本産業館)
らぽっぽ、どんぐり共和国、大阪屋(たこ焼き)、ミキハウスなどが出店
韩国企业联合馆(韓国企業共同館)

Bゾーン(15:30~)

主に都市の人間館/生命館/惑星館、一部のアジア/オセアニア/国際機関などのパビリオンのエリア

柬埔寨馆(カンボジア館)
文莱馆(ブルネイ館)
菲律宾馆(フィリピン館)
泰国馆(タイ国館)
澳大利亚馆(オーストラリア館)
新加坡馆(シンガポール館)
马来西亚馆(マレーシア館)
太平洋联合馆(太平洋共同館)
世界贸易中心协会馆(世界貿易センター協力館
国际红十字会与红新月馆(国際赤十字赤新月社連盟館)
世界气象馆(世界気象館)
联合国联合馆(国際連合共同館)
長清北路北向き(左側Cゾーン、右側Bゾーン)
長清北路南向き

Cゾーン(16:30~)

主にヨーロッパ、アメリア、アフリカなどのパビリオンのエリア

摩纳哥公国馆(モナコ館)
塞爾维亚馆(セルビア館)
西班牙馆(スペイン館)
比利时欧盟馆(ベルギーEU館)
瑞士馆(スイス館)
法国馆(フランス館)
德国馆(ドイツ館)
波兰馆(ポーランド館)
爱沙尼亚馆(エストニア館)
丹麦馆(デンマーク館)
芬兰馆(フィンランド館)
瑞典馆(スウェーデン館)
希腊馆(ギリシャ館)
土耳其馆(トルコ館)
冰岛馆(アイスランド館)
乌克兰馆(ウクライナ館)
爱尔兰馆(アイルランド館)
匈牙利馆(ハンガリー館)
欧洲联合馆一(ヨーロッパ共同館1)
(マルタ館サンマリノ館キプロス館リヒテンシュタイン館)
欧洲联合馆二(ヨーロッパ共同館2)
捷克馆(チェコ館)
斯洛伐克馆(スロバキア館)
葡萄牙馆(ポルトガル館)
白俄罗斯馆(ベラルーシ館)
波斯尼亚和黑塞哥维那馆(ボスニアヘルツェゴビナ館)
欧洲联合馆二(ヨーロッパ共同館2)
古巴馆(キューバ館)
委内瑞拉馆(ベネズエラ館)
智利馆(チリ館)
墨西哥馆(メキシコ館)
中南美洲联合馆(中南アメリカ共同館)
巴西馆(ブラジル館)
哥伦比亚馆(コロンビア館)
美国馆(アメリカ館)
秘鲁馆(ペルー館)
加拿大馆(カナダ館)
加勒比共同体联合馆(カリブ共同体共同館)
俄罗斯馆(ロシア館)
斯洛文尼亚馆(スロベニア館)
阿根廷馆(アルゼンチン館)
南非馆(南アフリカ館)
埃及馆(エジプト館)
非洲联合馆(アフリカ館)
突尼斯馆(チュニジア館)
阿尔及利亚馆(アルジェリア館)
安哥拉共和国馆(アンゴラ館)
利比亚馆(リビア館)
尼日利亚馆(ナイジェリア館)
立陶宛馆(リトアニア館)
克罗地亚馆(クロアチア館)
罗马尼亚馆(ルーマニア館)
奥地利馆(オーストリア館)
卢森堡大公国馆(ルクセンブルク館)
意大利馆(イタリア館)
英国馆(イギリス館)
荷兰馆(オランダ館)

中国国家館(19:00~)

指定時間の19時になったので中国国家館へ。

1階はよくわからなかったエリアだったが、
ここを通らないと展示エリアへは行けなかった、、、
一度外に出て入場口へ。行列はなくかなり空いていたが、実際の入り口は3階だ
①12階:東方の足跡ゾーン
②10階:探索の旅ゾーン 
③8階:低炭素の未来ゾーン

展示見学は3階から直通エレベータで12階へ行き、順に下に向かう見学ルートだった。
12階では国宝級の名画「清明上河図」がデジタル絵画として100倍の大きさ(長さ128m×高さ5mのスクリーン)で再現されており、
絵の中の庶民がちょこちょこと動き回り、
とにかく細かい動きに関心して見続けることができた。

10階の「探索の旅」は遊覧カートに乗って見学するのだが、あまりないように興味もなく、また疲れが出てたのでうとうとしていた。
8階では疲れすぎて立っているのがつらく、ほぼスルーして見学を終了した。

すでに21時半をまわり、完全に疲れ切ったので、帰路へ。
(閉館時間は0時だが、地下鉄は23時くらいまでしかたかった)

万博会場夜景
万博会場夜景
澳门馆(マカオ館)
中国国家館

一応全体を網羅したつもりだったが、台湾館や香港館などの撮影を忘れていたようだった。残念!

きょうは7時30分から21時30分までほとんど座っていなかったので、とにかく足が棒になったような感覚。相当歩いたんだろう。
それより、
まだ開催直後なのに空いていたのと、5月初旬で天候にも恵まれたのが非常にラッキーだった!

つづく

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