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08 見つめ直す


ん〜、私の好きなもの、好きなこと。
楽しいこと、楽しんでいたこと。
私が何をしている時が生き生きしているんだろう。
私が時間を忘れるくらいに夢中になってしまうものは何だろう。
今の楽しさが分からない、

そんな悩みがこの数ヶ月間、私にまとわりついていた。

何をしていてもなかなか満足感を得られなくて
いつもどこかで物足りなさと寂しいさを心に抱いていた。

するとふと思いついたのだ
昔の自分を思い出そう!

…読書、これだ。

小学生の間は昼休みに新しい本を借りて家に帰って読み、また返す。とにかく読み漁りに漁りまくっていた。

  '赤毛のアン' 

深く覚えていないが何故か記憶にある一冊だ。
ちなみにこの間本屋さんへ寄った時には無意識に私の右手に、'赤毛のアン'が握られていた。
やっぱりこの本はどこか惹き付けられる魅力がある。


それからは本を常に持ち歩くようにした。
空いた時間にはスマホではなく本に切り替えよう。
圧倒的にブルーライトを浴びるよりも断然にいい。

何故だか読まない期間も本屋さんに寄っては1時間は必ず滞在し、1・2冊は買っていたので開いていない本が5冊くらいはある。

まずは 上白石萌音ちゃんの'いろいろ'を読んだ。

初めてのフォトエッセイ。

萌音ちゃんの良さはまず字から出ている。
滲み出ている。
そしてその素敵な笑顔から溢れ出る人柄の良さ。
そして歌手の萌音ちゃんは透き通るような、心を落ち着かせてくれるそんな歌声。しかし曲によっては中には芯のしっかりとした力強さも感じるから凄い。
女優としての萌音ちゃんは、どの役でもピッタリだな〜そう思わせる演技力。自然で惹き付けられる。

そんな上白石萌音ちゃんの文は、本当に面白い。
私の知らない言葉が沢山出てくるから、素敵な言葉を新しく知ることが出来る。
そして何故か凄くほっこりする。
仕事の合間や寝る前に読む。

自分以外の人生を知るのも、新しい自分を見つけられるのかもしれない。

だからだろうか、本を読むことが好きだと感じるのも。
本を読むと沢山の主人公に出逢う。
その中でそれぞれの人生の世界に入り込み、私だったらどうするだろか。その子の感情にもなってみる。共感出来たり、それは違うだろうよと反対の意見を持ってみたり。作品によっては物凄く悲しみに陥って大号泣したり、青春ものを見てはきゅんきゅんしては現実をより感じたり、もしくは怒りを感じたり、喜びを感じたり…本当に沢山の感情が溢れ出てくるから疲れる。
でも私の感性は豊かになっているかもしれない。
文面から想像力を働かせるのは楽しい。

本を読んでいると、昔ワクワクしてたなあ〜とか夢中になってたなあ〜とかスマホに囚われずに生活してたなあ〜とか。

本を読んでいると、時間がゆったりまったり流れているようにも感じる。有意義な時間を過ごせている気がする。

本を読んでいると、新しい自分を見つけられる気がする。

本って偉大です。


唐突に終わりを迎えますが、
これからも自分を見つめ直す機会を見つけていきたいと思います。


読んでいただきありがとうございました 🙇‍♂️!!!

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