見出し画像

インク沼に、どっぷり浸かる。

以前から行こうと思っていた場所へ行ってきました。

道中、よくない出来事があり、それを払おうと努力してくれたのは感謝するけど、数時間後、わたしの別人格が出てきたのでちょっとそのやり方はダメなんだな、と反省しました。

ストレス発散方法として好きなものを買う。それは良いことだと思いますが、買うときの理由と結びつけるのが良くないのだな。
ストレスの原因と結びつけると、買ったものに縁が写って素敵なものに悪いイメージがつく。
でも、わたしたちはそんな理由でインクを買いに行ってないから。

インクの果てしない深い沼にどっぷりつかりたい。無心で。
無心でインク沼にダイブすることで、マインドフルネスになる。
心がリセットされたから、ストレスが発散されたのだ。

その悪い出来事は、別の方法でリセットした。シェアしちゃいけなかった。

さーて、もういっかい、ダーイブ!

神戸煉瓦倉庫

秘密基地のような場所に、文房具屋さんなんだけど、普通のお店にない、高級万年筆とインク、作家さんの紙モノグッズなど、変わった品揃えのお店がある。知る人ぞ知るお店なので、このご時世でも一線を画す品揃えで、お客様を沼へと誘い込む。

胡粉を使用したマニキュアがあった。薬品をベースに使用していないので爪に優しい。それを買おうとしたが、今回はインク沼にダイブするためにきたので、いったん保留(書い忘れたんだけど。。)

・神戸インク物語
沼の色数が増えてる…!

インクが人気になって、コラボ企画が増えたためのようだ。大学や企業、災害復興支援など、知らないうちにコラボしてた。

人気色は売り切れ。最近だと阪急電車おなじみのマルーン色があったようだが、なかった。

そんなにたくさん書いたり使ったりできないので、悩みに悩んで、
三宮パンセ(すみれ色)
相楽園ティーグリーン(青みと茶色みのある濃い抹茶色)
の2色をチョイス。タイトルで使っているのは、三宮パンセです。

万年筆は以前から頂いたものがあったが、今回はもっとペン先が細いものが欲しいと思い、PILOT KAKUNO(カクノ)の極細にした。
あとはインクをカートリッジではなく、吸い取り式にするためのコンバーター(カクノは40です)。公式では書いてませんが、コンバーターつかえます。

一緒に行った人は、インクを入れられるボールペンを買った。すごいわこれ。自分のオリジナルボールペンが作れる。夢の魔法のステッキのようだ。(今回買ったのはHIGHTIDEというところ)この色変ボールペン業界もかなりの沼みたいです。

家に帰ってコンバーターをセットし、インクにドボン。うまく出来なくて、手が汚れてしまったが、それもまた良いものだ。

書き味は、どちらもいいですね。極細万年筆はカリカリ。水彩画にしたら溶けちゃったけど、まぁそれも、顔料インクなら解決出来ます。今回はあえてしませんでした(お店が品切れだったのと、お手入れが大変だから)
にじませたくなかったら、今まで使ってたホルベインの耐水性インクとつけペンにするよ。

ボールペンの方もいいようです。在庫がこれしかなかったけど、ネットでは既に品切れのようで、書き味の評判もいい。大当たりだな、今回は。

また足を運ぼう。なにせ、このインク以外のものは全く売ってなくて、食事する所も時間が遅くなって閉まって、えらい目に遭った。
人が行かないとお店がなくなる。当たり前だけど、行って閉店時間が早すぎて、文句言いたかったら現地にいるのが一番伝えやすい。

イベントはやってるのに、食べるところがなくて、かなりの人がさまよっていた。
マクドナルドは長蛇の列だった。

8時半閉店は早すぎるよ、ケンタッキーさん。😭
大学の帰りが遅いと食べるところがない、とそういえば下の子が言ってたが、これか。夜9時になるので、食べる所に苦労してますよ。どうにかなりませんか。

小学生の頃、インクに憧れてた。Winsor&Newtonが並んでて、あとはpilotのブルーブラック。買って漫画書いたけど、インク薄かったので漫画には向いてなかった。

大人になってドクターマーチンにハマって、ずいぶん買って投稿イラストに使ってたけど、退色がひどくてしばらくインクから離れて、透明水彩を使ってた。

今改めて見ると、ラインナップがあまり変わってなかった。winsor&newtonはイラストにはほとんど使ってなかったけど、書くより塗る方に向いてたのね。
透明水彩は色が強くないので、改めて買ってみようかな。あの、にじみがいいんだよね。カラーインク。

こうしてみると、手芸のスタートがレース編みで、イラストのスタートがインクだったことがわかった。インク大事じゃん。忘れたらあかん。

#買ってよかったもの

この記事が参加している募集

#買ってよかったもの

58,774件

フォロワーさん、じゃない方、いつもたくさんの方に読んでいただいてとてもうれしいです。ありがとうございます。