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みんな手に武器持って戦ってる


冒頭の絵、Riannaがカッコよかったので描いてみたんですが、結局いつものわたしの絵になったか。

わたしのしたいことの大半は、何かを持たないと出来ません。ハンドメイドはもちろんですが、イラストだって文字を打つのだって、ペンを持つ。スマホ打つときはスマホを持つ。

つまり、針やペンやスマホを武器にして戦っている。

針やペン、スマホを持って、人の心に刺さるモノを作り続けるために、戦いを続けている。刺すための手段も時代によって変えている。

出来上がった作品は、手にとってもらうように置いて選んでもらうけど、イラストや人形は見ただけで人を刺せないと、買ってもらえません。

ブログも同じ感覚で書いているので、タイトルにかなり気合い入ってます。自分の独特な言葉使いを活かしたタイトルを考えてます。あとは、言いかけで止める。

素材も大事だけど、人形でもっとも大事なのは「表情」。とくに目は、決まったらほぼできたようなもの。
怖いという人もいるけど、目が合って決めた、とおっしゃるお客様は多いです。

小物やアクセサリー、服でも目が合うって言いますから。擬人化は日本の、いや世界の文化。

昨日も言いましたが、同業他社はたくさんいます。もっと売れている人もいるし、まだ頑張ってるけど結果になってない人もいる。

わたしなぞでも、目標にされる方がいらっしゃるので、何を発表していくか、見られている。一応それに恥じない作品は出し続けています。

わたしがこんな中途半端な位置で道を捨てるわけにはいかないのは、お客様だけでなく弟子みたいな子たちがいるため。

先日の件のようなことには時間を出来るだけ取らないよう、必死にやってきた。あの子たちの未来も奪いたくない。せめてわたしが、もっとこの世界の一流の方と肩を並べられるようになりたい。そのためには、毎日作品を作り続け、作品で未来を示すしかない。

そういえば、どんな業種でも凄い人はいるため、嫉妬心が強くなったらどうするか、という話がありました。わたしはあまり他の人に嫉妬はしてないですが、作品作りに反対された時の経験が、嫉妬と似ているため参考に見ていました。

その感情をポジティブに(短く言った方がいい)言い換えて、チャンスやモチベにする。目標を設定する、芯になる部分を見直す、など色々な方法がありました。

どれもわたしの課題とぴったり当てはまります。ブランドのコアなんて、こないだようやく自覚したばかり。お恥ずかしい限りです、もう何年もやってるのに。

「なんかよくわからない自信」でここまで来てしまった。来れた理由は「現場に常にいたから」現場では、他の方の作品も、立ち位置も、お客様も見えるんです。お客様はネットだとその後もお付き合いするため、ある程度わかります。
作家さんの動向も入ってくる。個人でやっていながら、複数人で動いているのです。

わたしの願い、もっと売れていきたい、もっと知名度上げたい、などはたぶん全員思ってるんじゃないかな。

「お客様を知ること」などは、イベントに出てる人ならみんな把握している。
世界を拡げるのは、作家だけでなく裏で仕切ってるメーカーの願いでもある。

むしろ今の状態、わたしという泉に集まってきた多くの発展途上の作家さん、メーカーさんが既に取り囲んでいて、わたしが行き先を間違えたら、他の作家さんに迷惑をかける状態まで行っていないか?

ということは、わたしがわたしを見失ってどうしようとか言ってる立場じゃねぇ!って事だった。
目の前にいる、変な偏見(人形は役に立たないとか)と闘い、作家として生きている様を見せ続けるのが、いまのわたしの一番の課題だった。

革命の旗を持って声を上げるのは先輩の役目としても、その下の兵くらいにはなってる。
オスカル様までは無理にしても、後ろで戦う市民兵。この世界をもっと大きくするために、仲間のため、お客様のために、針とペンを持って戦う。

この1週間、まともに作品が作れていない。自分のスキルアップ時間でなく、昔からの目標であった、小さい頃出会ったセーターを編むために作家ちょっと休憩、とでも宣言した方が良かったのかもしれない。

現在、オカダヤ新宿本店6階階段踊り場にて、作品展示しております。
近くオカダヤさんからSNS紹介されるとのこと。(順番待ちです)

お近くにお越しの際は是非。
既にわざわざ調べてくれて、いいね頂いてます。(展示のため、販売は返却後になります)

フォロワーさん、じゃない方、いつもたくさんの方に読んでいただいてとてもうれしいです。ありがとうございます。