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生まれたことに価値がある

自己肯定感が…の前に、もっと大切なこと。
生まれたということは、価値が生まれたのです。
この世に生まれたのだから、価値は「ある」んです。
これは、スピリチュアルでもなんでもなく、事実です。

「お前には価値がない」
わたしも嫁いでからずっと言われてますが、その言葉は間違いだと即答出来る。わたしがこの世に生まれた事実は消せません。

人に価値がないと言う言葉は、聞いた人の心を少しずつ傷つけます。(亡くなった方にも価値はあります。一度生まれたのですから、価値は消えません)

いま、人の価値を軽く口にする人が多いと思います。

人を大切にせず、自分がしてほしい勝手な欲望を口にする人が多すぎるのです。

他人から浴びたその声は、人の心をどんどん傷つけ、やがて、メンタルが崩壊する。

この著者、若くてふわふわしてるように見えますが、スピリチュアル系や宗教系に多い「自分とは」というテーマを、若い人向けに解釈し「誰が一番大事?自分だよ」的に言ってる。地に足をつけて歩いてる誠実な方だと思います。
最近の人が他人を汚い言葉で言い過ぎるので、女の子が危ないと声を上げたのでしょう。

私くらいの年齢になれば、この人の言いたいことはすごくよくわかります。というか、メンタルを傷つけられたからこそわかるっていうのかな。

表現が不思議だなぁ。と思うことはありますが、伝わる方法ならなんでもよいです。とにかく自分や他人を大切に出来ない人は、出来るだけ全員改心していただきたいのですが、そんなことは出来ないので。若い女子にせめて自分を守る必要性を緊急提言している、ような感じ。

いまは女性が既婚未婚関係なしに、社会に出てる。社会は相変わらず男性中心、パワーのある人中心に動いている。

幸せになるレシピのように手軽に書かれているのですが、メンタルが傷ついてしまってからこれを受け入れるためには、「命の治療」が必要なんだそう。親世代のわたしらから見ても、今の若い子(男性も)はメンタルに問題のある人が多い。そして、口にする言葉は「自分に価値がない」。

わたしのような「核をしっかり守ってた」人間でも、核を失いメンタルを壊してしまう(メンタルが壊れる=自分の核を失う、とあります)時代なんだ。ダメな言葉が空気中に舞ってる。気づいたら吸い込んでしまう。

今の状態が良くない。(この本では愛さない、とあります)
私の周りが負のエネルギーで満たされてしまっている。

この状況を断ち切る方法、もちろん書いてあります。

理想の憧れの人より、たぶんテレビの人がスベってしまって頭真っ白になってる時、の方がしっくりくるな。

わたしなら、「ドンマイ、今日はおいしいもんでも食べて、泣いて、明日がんばろ。」って言う。

しかし、わたしは既にこれをやっていた。わたしは負のエネルギーに満たされた時、ひたすら頭にタオル巻いて泣いてました。

でもそんなんじゃ、マイナスの傷は治らないほど、傷だらけになってしまっていることも、わかりました。

つまり、「命の治療」が必要なところまで行ってしまってた。


わたしよ考えなさい。
30年前、こっちに来て数日、「君を愛せない」と言われた時、どうしてた?あまりにもショックで、誰にも言えなかったよな。

この人は、よくあるこの現象すべてを「愛すること」を基準にしている。よくここまで突き詰めて、理論作ったなあ。

ー「君を愛せない」なんて言葉は、姫にはふさわしかったか?

修行時代を思い出しなさい。
他家の者が、〇〇家の姫に対して愛せない、と言ったのだ。

本当なら荷物をまとめて帰るべきでした。あの当時なら荷物は6箱しかなかった。

姫に対する、こちらの家の態度はそれはひどいもので、嫁いだのだからと、ほぼ籠の中に閉じ込められていた。監視され、部屋は別、寝るのも別の部屋。

この時点で何故諦めずに奉公してしまったんだ!わたし!

うまくいくはずがなかった。

そして、大事なわたしという核の部分を失いました。今のわたしは、もはや修行時代の姫ではない。

そんなわたしでも、この「プリンセス・マナー」でわたしを取り戻すことができるそうだ。

わたしは、実際に姫になる方法を教えてもらっている。ふさわしい行為の取捨選択を、主に祖母から言われ過ごした10年間。

あの当時を思い出すんだ。

ー確かに、今のわたしはダメになってしまった。ボロボロだ。
欲にまみれ、負のエネルギーで動き、突然泡を吹いて倒れる。

こんな姫になりたかった訳じゃないでしょう?

そりゃ、みんなわたしを知ったら去っていくわけだ。本当のわたしが見えなくなるほど、今のわたしは愛されない人になっている。

あまりにもすぐには出来なさそうなので、出来ることをしよう。


色々メソッドを読んだけど、ここまで自分に刺さるものはありませんでした。

ある方がこれを読んで意味がわからない、と言っていたので、何でだろと思って読み始めたのです。

でももうわかったみたいだ。余計な心配は無用でした。結局わたしだけが自分を取り戻せないまま、謎の体調不良に苦しんでるだけだった。

わたしに大丈夫?って聞く人は結局誰もいない。自分を取り戻せたとして、人は引き寄せられるのだろうか?

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