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英語の読み上げ・ベトナム語(北部・南部)読み上げ

最近の英語学習は多読多聴と単語の英英辞典での意味・語源調べです。語源のラテン語にもすっかりハマっているので別記事にしようかと思います。

Macの標準機能の読み上げをショートカットで便利に

多読の中でも仕事で読む大量の英文資料や英文チャットは、DeepLやChat GPTをなるべく使わず(誤訳やすっ飛ばしがあるので)全て英語で自分の中で完結させたいと思い、コンピュータの読み上げ機能を活用させて、耳からも英語を入れようと思いました。

(多言語多文化の東南アジアの歴史について調べてみたり、日本より識字率の低い国に住んでいると、コミュニケーションの基本は文字でなく音なのだということに気づきました)

調べてみると、
設定→アクセシビリティ→読み上げコンテンツ
にて、設定言語や読み上げの声など選べるようです。残念ながらクメール語はありませんが、ベトナム語があります。

この設定を終えた後に、読み上げさせたい文字を反転させて(ブラウザでもSlackでもOKです)ショートカットキーを押すと読み上げてくれます。

以前から、右クリックで読み上げをすることもありましたが、階層が深く面倒だなとも思っていました。しかし、このショートカットの存在と、合成音声が非常に良くなったことで、読み上げは日常的な機能になると思いました。

ショートカットは Option + Escape です。

Mac OS 13.4では、英語の合成音声は非常に多くのバージョンが用意されていて、聖歌のように歌い上げたり(Good News)、ささやいたり(Whisper)するものや出身もいろいろあり、英国のおじいちゃん(Grandpa)とかインド英語(Rishi)、アイルランド・南アフリカ・オーストラリアなど、これだけで相当遊べます。

結局 "Samantha" さんが一番自然で聞きやすいことに気づきました。

苦労するインド英語の聞き取り練習になるかもしれません…と一瞬思いましたが、Rishiさんの英語は聞き取りやすくなっています。実際のインド英語(一括りにできませんが…インド旅行の経験で)こんなものではなかった気がします。

ベトナム語は「Linhさん」が読み上げてくれる

ベトナム語のバリエーションはなく、Linhさん(女性)一人のみです。デフォルトでこの方になっているのか、他の言語を設定していても、ベトナム語を読み上げさせると勝手にLinhさんが登場します。

南部方言で読んでくれるTuổi Trẻ新聞

ベトナム語を綺麗に読んでくれるなんて、10年前のGoogle翻訳を考えるとすごい進化と思っていたのですが、ベトナムのTuổi Trẻ(トイチェ)新聞オンライン版はさらに上をいっていました。ホーチミンの南部方言が聞けるのです。

上から、南部男性・北部男性・北部女性・南部女性です。4パターンから読み上げ音声が選べます。(マイク🎤がベトナムだとmicroって忘れてましたが、北部方言だとそれを「ミクゾ」と読むのも驚きました…)

Mac読み上げ機能のLinhさんは北部方言ですし、Google翻訳やGoogle Mapのナビ(Grabのナビ)も北部音声だったため、コンピュータの音声が北部語であるのは仕方ないと思っていました。が、話者人口では北部方言を上回る南部方言の合成音声もやはり開発されてたのだなと、納得しました。

日本語訳です。テト直前で市場が大賑わいという記事でした。

日本語は「服部さん」がすごい

日本語担当は3人います。キョウコさんはちょっと合成っぽいですが、服部さん(男性)はアナウンサーを渋くした感じのいい声です。

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