クメール語とベトナム語を毎日ちょっとずつ
こんにちは。ベトナム語4年、クメール語を3年習って、この二言語は相当昔に遡るとルーツが同じではないのかという感覚を得ました。表記方法、声調言語か否かという違いは表面的なもので、語法に到る発想が近い気がしたのです。
ベトナム語をもう一度やり直すのに併せて、クメール語のやり方もベトナム語方式に音節単位で徹底的に発音練習したらクメール語の先生にとても褒められました!超・地味〜な発音練習の方法などをシェアします。
母音+子音(+声調)の毎日のトレーニング
クメール語Youtubeローテーション
Mon Bunthanさんの、小学校1年生国語教科書の母音+子音を読み上げるYoutubeをひたすら見て聞いて同じように発音していきます。リストはこちら↓
各ムービーは最初から見ると説明が長いので、最後の3分くらいの復習部分だけにしています。今ちょうど、子音全部(28本)終わったところです。先生にも明らかに発音が良くなったと褒めてもらいました😊
発音だけでなく、少しずつ文字を読むのが楽になるというメリットもあります。むちゃくちゃに地味なトレーニングですが、確実に効いています。
ベトナム語Youtubeローテーション
CÔ THU(Thu先生)の小学校1年生の教科書の解説Youtubeです。リストはこちら↓
一つのアルファベットにつき1本のムービーで、各ムービー前半の発音のみ聞いて同じように発音し、カリグラフィーの後半は飛ばします。
これもまた本当に地味ですが、「母音+子音+声調」を正確に発音する練習をひたすら毎日続けています。
eとêの違いなんて超音波の世界と思っていたのですが、こうやって一つずつ取り上げて練習してみるとやはり違います。êの方が i/yに近く、レストランのHoàng Yếnのことをベトナム語上手な日本人友人が「ホアンエン」ではなく「ホアンイン」とカタカナで書いていた理由が分かりました。
本を読んで語法を覚える
ベトナム語・クメール語共に会話で通じることが目的なので、英語と違って細かい文法まで追求せず、使える語法を覚えていきます。
「カンボジア語実用会話集」の「第2部 基本文型集」
かなり古く、絶版になってしまった本ですが、プノンペンにいらっしゃる方ならCJCC図書館で借りることができます。
挿絵などはないので一見とっつきにくいですが、掲載されている文型が多く、日本語文の色やカッコによって見た目でクメール語の文構造がわかるようになっています。
「超実践的ベトナム語入門」の「3 文法と会話」
初版第1刷は誤記が多いそうなので、訂正済みの第2刷以降をおすすめします。こちらもベトナム語の文章をマーカー色や下線で品詞分けしており、単語単位で上に小さく日本語訳が書いてあり、使いやすい参考書です。
まるごとふんわりとその世界に入る
【クメール語】市場に行く
最近は週4回くらい市場に行き、市場とスーパーどちらでも買えるものはあえて市場で買ってみます。顔なじみの店もでき、「英語使わないゲーム」みたいにして、どれだけクメール語でコミュニケーションできるか試しているところです。
【ベトナム語】ベトナム人が集まるレストラン・カフェに行く
私が知っている中では、オリンピックスタジアム周辺(元々ベトナム行きの国際バスの発着場だった)にベトナム人が多く住んでいて、ベトナム系の食堂もあります。
また、独立記念塔の南東エリアはNhà hàng Ngonや、Hanoi Cornerなどベトナムの店が多いです。閉店してしまいましたが、Hoàng Yến、PHỞ24もありました。
ベトナムのお店に行くと、大画面テレビでVOV(NHKのベトナム版)の歌番組を流していたり、ベトナムドラマを流していることが多いです。海外日本食のお店に通じるところもあり、懐かしさに浸れます。またクメール語とベトナム語しか通じない店も多く、頑張ってベトナム語で話してみます。
Youtubeで普通に会話している人のシャドウイング
クメール語・ベトナム語の関連ムービーなどから特に語学系のものでなく、内容が面白そうなもの(観光地紹介や屋台食べ歩きなど)を見てシャドウイングしています。うまく出来なくてもよくて、その言語の世界に丸ごと浸ることが目的です。
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