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【憧れ】日本人2人がベトナム語だけで会話するYoutube

お気に入りベトナム語YoutuberのKikiさんとAkariさん、まさかのお二人がコラボしていました!全編ベトナム語onlyの動画です。ベトナム語・日本語字幕付きです。
(そして舞台がその昔に毎朝ウォーキングしていた川沿いの道で、懐かしいです)

Kikiさんが北部方言(ハノイ)、Akariさんが南部方言(ホーチミン)で会話しています。 Kikiさんが時々詰まるのですが、(Akariさんが完璧な南部方言で話すので)やはり北部の人は南部方言に慣れていなくて聞き取りにくいのかなと思いました。

南部の人が北部弁が聞き取れないというのはあまりないと思います。北部弁が標準語ですし、発音の面から見ても、北部弁の個々の母音・子音・声調が緩んだのが南部弁だと思います。

Akariさん(南部ホーチミン)

ベトナムテレビ局MCVの「どうしてあなたはベトナムへ?」にもAkariさんが登場しています。自動翻訳ですが、日本語も選べます。英語の方が自然な翻訳。

APU大学のタイアップでしょうか? "Where I met Vietnam"もとても良かったです。Akariさん、今や映画やテレビに出演したりして華やかな印象ですが、非常に芯が強くて真面目な女性なんだなあと思いました。現在では人文大学の修士課程で勉強しているそうです。
(人文大学のベトナム語コースは私も通い、外国人なら誰でも入れるコースなのですが、正規課程はベトナムトップクラスであり、ベトナムの東大と言われています。只者じゃありません)

ベトナム在住時に、ベトナム語が非常に上手な日本人には何人もお会いしましたが、その方たちと比べてもAkariさんは抜きん出たベトナム語の使い手です。お母さんが台湾人とのことで、声調言語に子供の頃から慣れているのは発音習得にアドバンテージがあるのだろうなと思いました。(もちろん本人のとてつもない努力があるのは前提で)

日本語とベトナム語は音の数が圧倒的に違い、尚且つベトナム語に複雑な声調があるので、大人まで日本語だけの環境で育った人には発音がかなり負担です。という訳で、Akariさんを目標にするにはちょっとハードルが高いかもしれません。

Kikiさん(北部ハノイ )

こちら、Kikiさんのチャンネルで、Kikiさんの職場のフランス人・ベトナム人とKikiさんがベトナム語で会話する動画です。

日本の国際大学で学び、ベトナムでも(確か)人文大学でベトナム語をきっちり学んだAkariさんと対照的に、Kikiさんはちょっと学校に通ってその後は完全に独学だそう。

ベトナム語環境にどっぷり浸かりコミュニケーションの中でベトナム語を覚え、先に体験をした後に知識を補っているKikiさんのベトナム語論は説得力があります。

この動画は結構感動しました。私がベトナム生活中にはどうしても身につけられなかった11の母音を、A,I,U…といったアルファベット順ではなく、口の形の順で理解するというものです。

(特に、ơとâが同じだったなんて、言われてみればそうなんですが、文字の形からは全く想像できなかったです)

理論と練習と、両方必要だったんだなぁと思いました。

そして、韓国在住中にフォー屋さんでベトナムに開眼したというだけあって、Kikiさんの韓国語も上手です。(英語も時々話しているので)4ヶ国語を自由に使いながら、ちょっときわどい話もさらっとベトナム人(や、ベトナム在住の外国人)とコミュニケーションしていく様子に、自分より下の世代の新しい時代を感じます。

上の動画はKikiさんのベトナム人向けチャンネルの中から、ハノイ外国語大学で「何か日本語知っていますか?」とベトナム人学生にインタビューする動画です。(日本語字幕出ます)

この中で偶然、Kikiさんが韓国人留学生にインタビューするのですが(4:30くらい)、Kikiさんが韓国語に切り替えたにもかかわらず、韓国人学生は「ベトナムに来たばかりだから」と一生懸命ベトナム語で返事をするのがベトナム人視聴者にバズっています(「日本人が韓国語で話しかけて、韓国人はベトナム語で答えてる!」とコメントがたくさんついています)

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