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【クメール語】数字が聞き取れないと思ったら文語と口語が全然違った

こんにちは。わたしがこの3年ほど悩んでいたことがスッキリ解決されました。それは、「市場での値段が聞き取れない」でした。

「いくらですか?」は言えるし通じているのに、返ってくる答えが数字によってはどうやっても聞き取れないのです。

結構長くクメール語はやっているのに。在住してるのに。耳が悪いのかな?新しい言語をこの年齢で始めるのは無理があるのかな、と、そこまで思っていました。

たまたま出会ったYoutubeに衝撃を受ける

クメール語学習当初から時々見ているDaraさんのYoutube。日本語で教わるクメール語レッスンを始めてからあまり見なくなっていましたが、先日久々に見てみるとこんな動画がありました。

Say numbers in Cambodian like a native(クメール語/カンボジア語でネイティブのように数字を言おう)です。

なんのこっちゃと思って見てみると、衝撃の事実が。なんと、習っていた数字の読み方と、会話で使われる数字の読み方が全く違ったのでした。

数字の口語は教科書と全然違うものだった

下のスクリーンショットは、Daraさんの動画のものです。17は教科書などではドッ・プラン・ピー(10・5・2)と言いますが、口語はそれとは違い、4つも言い方がありました。

17の口語での読み方(太字が7を表す)
1.ドップランパル
2.ドッンーパル
3.ポンパルンドッ
4.ンパルンドッ

How to say NUMBERS in Cambodian like a Native
(カタカナはわたしの耳を頼りにつけました)
ンパルンドッはお手上げ!

「プランピー(7)」はやはり市場で「ンパル」と言われていた

ここで感じたのが、スクールやテキストで紹介される7(プランピー)が一つも出てこないことです。動画で見たように、7はプランピーではなく「ンパル」なのだと思って市場に行ってみると、やっぱりそう言っていました!!

聞こえる!!クメール語の耳が開かれた感じです。涙涙涙。。。

ベトナム語でbốn (4) が tứになるようなものだと思って舐めていました

ベトナムでも同じようなことがありました。
千を表すnghìn(ギン)が ngàn(ガン)になったり省略されたり、200の hai trăm(ハイチャム)がハイチュクになったり、4のbốn(ボン)がtứ(トゥ)になったり。
でもそれは誰かが教えてくれたり、自分で気付いたりして解決できていました。

逆に言うと、プノンペン中心部ではほぼ英語で日常生活が済んでしまうこともあり(市場のおばちゃんも、わたしがクメール語がわからないとなると英語に切り替えたり電卓で教えてくれる)そこまで数字に対して深く追求することもなかったのかもしれません。

ともかく、クメール語の数字と仲良くなれてよかったです!
クメール語の数字が聞き取れないという方、Daraさんの動画ぜひご一見を!


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