見出し画像

英語でなくクメール語を話すようになって訪れた変化

カンボジアは結構英語が通じるから、とモチベーションがいまいちだったクメール語を日常的に学習し始めて、変化がありました。

社内MTGがクメール語ミニレッスンからスタート

リモートワークなので、チームビルディングで時々社内ミーティングがあります。現在のチームは私以外はカンボジア人なので、挨拶から始まって「朝ごはん食べましたか?」「昨日はシェムリアップの天気はどうでしたか?プノンペンは大雨でしたよ」「オフィスの近くに新しいカフェができました」などクメール語でちょっと話します。
毎回やっていると「Nancyはクメール語上手くなったねぇ」と言われて気分がいいです笑

市場に日常的に行くようになった

スーパーより近いのが個人商店や市場です。プサーチャッ(オールドマーケット、観光客が多い)以外のローカル市場は今までちょっとハードル高かったものの、ローカル市場で同じ店で野菜やノムクロッ(នំគ្រក់、たこ焼きみたいなもの)を買っていると顔馴染みになって「今日はいくつ?」とか「これがおいしいよ」とか教えてくれるようになりました。

食べ物の語彙は「指差しクメール語」で一応予習しているのですが、すぐ忘れるので「これはクメール語で何ですか?」とよくお店の人に聞いています。本より覚えます。

チェーン店でもクメール語に変えてみた

基本的に相手がカンボジア人だったらクメール語で頑張ってみます。ソームラッテータッコームイ、プハエムハーサッピーローイ(アイスカフェラテ、甘さ50%)も一息で言えるようになりました。
店員さんが英語で話すBrown CoffeeやCafe Amazon、スターバックスなどでもクメール語で頼むと「(心から)ありがとう」と言ってくれるので嬉しいです。店員さんが暇なときはクメール語と英語を混ぜておしゃべりしたりする時もあります。

英語が通じない場所が面倒でなくなり、行動範囲が広がった

サムネイル写真はバンテアイサムレ遺跡の前のバインセオ(ベトナム料理。カンボジアではバンチャエウ)屋さんです。シェムリアップ から離れた場所なので、基本的には英語は通じません。多分以前だったら露店では水を買うくらいしかしなかったのですが、あまりに美味しそうだったので、一つ頼みました。
中身は(バインセオでは一般的な)豚肉?と聞くと魚のそぼろとのことで驚きました。

やはり語彙量が勝負

ある程度文字と発音、文法を理解した後は、語彙量でコミュニケーションの質が決まりそうと思いました。語彙量が多ければ多いほど楽しいです。
ベトナム語に比べると発音のハードルは低いので、文字の障壁を超えると意外と楽かもしれないと思いました。

Repeteアプリを使っています

Ankiアプリと並行して、市販の教科書の音声リソースを分割・リピート・スピード調整ができるRepeteアプリを利用しています。何回かnoteでも登場しているかもしれません。しつこくて済みません。良いんですこれ。

無音部分を勝手に分割してくれて、その間のリピートも自由に設定できます。最近では、0.6倍速、8回リピートで設定し、リピートの間に聞いている文章を声に出しながら書いています。発音が難しいものは左の録音ボタンで、教材の音声に被せて自分の発音を録音でき、何度でも確認できます。

ベトナム語でも同様にやっていますが、ベトナム語は個々の母音の発音、声調の発音などを日常的に練習しないとRepeteだけでは足りないかな(誤った発音の固定になりそう)と感じています。

それに対して、クメール語はRepete(とAnki)で語彙を伸ばすだけでかなりコミュニケーションできそうだ、という印象です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?