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【遺跡探訪20】チャウ・サイ・テヴォダChau Say Tevoda(12世紀)
12月に行ったトマノンの向かいにあった、チャウ・サイ・テヴォダが気になっていて、行ってきました。遠くから見て、バプーオンのような長い空中参道がいいなあと思っていました。
2日前に最低気温が15度となり、かなり警戒してガッツリ着込んで湯たんぽも用意したのですが、今日から急に気温が上がったのか「北風と太陽」のように途中でどんどん脱いでいくはめになりました笑
出発時20°C、帰りは27°C程度。
今日もこちらのカメラがお供です。
本日のマップ
![](https://assets.st-note.com/img/1675331952905-Rl0CAZfacF.png?width=800)
1. 7:10シェムリアップ 出発。シャルル・ド・ゴール(アンコールワット
通り)を北上してアンコールワット正面から写真を撮ってみました。
2.アンコールトム をバイヨン向きに北上。
3.バイヨンを過ぎたら象のテラスのあたりで右折。勝利の門からアンコールトムを出ます。
4. 左手にトマノン、右手にチャウ・サイ・テヴァダが向かい合わせにあります。
5. アンコールトム 西門の工事は終わっておらず、南大門は11:30amまでバイヨン向きに一方通行なので、仕方なく北門からぐるっと遠回りして帰りました。
6.シャルルドゴールと並行している西の道で帰ろうと思ったら、舗装がなく想像以上にガタガタだったので失敗…
観光客が日に日に増える
遺跡20回目ともなると、だんだん観光客ではない感覚になってきます(係員から見ればチケットが必要な外国人観光客ですが…)
驚いたのは、シェムリアップに引っ越してからは今日初めて(=コロナ後初めて)チケットポイントで50人乗りくらいの大型バスからトゥクトゥクに乗り換えているところを見たことです。
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" អង្គរアンコー សូមស្វាគមន៍ソウムスヴァーコン"
かなり2019年の状態に近くなっています。今の観光業は、観光客増加に追いつかず、人手が足りていないようです。
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アンコールワット正面で撮影
私のiPhone SE2では(迂回路で)アンコールワット正面から撮ると遠過ぎて画像が荒くなってしまったのですが、X10ではしっかり撮れました。もやがかかって綺麗だし、手前の歩く人も雰囲気あります。よかったー!カメラ持ってきて。
![](https://assets.st-note.com/img/1675329720438-HGS0RVWO0u.jpg?width=800)
アンコールトム 南大門
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![](https://assets.st-note.com/img/1675329748150-PJlyUn8oIf.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1675329748190-oxP9oLygry.jpg?width=800)
おや?知らない遺跡?
東側の勝利の門を出る直前に、今まで気づかなかった石碑がありました。East Top Templeと書いてあります。地図を見ると、確かにマンガラルータという遺跡が小さく書いてありました。あとで調べてみよう。
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チャウ・サイ・テヴォダ到着
チャウ・サイ・テヴォダ Chau Say Tevoda ប្រាសាទចៅសាយទេវតា
年代:12世紀中頃
国王:スールヤヴァルマン2世?
ベストの時間帯:午後の比較的遅い時間
見どころ:状態の良いデヴァター、南部の経蔵のペディメント
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長ーい空中参道
どうやって、何のためにこんなに長い参道を作ったのか気になる。信仰の対象を大きく見せるためなのかなあ。
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中央祠堂
修復の仕方はトマノンの方がいいなと思いましたが、元々の構造はこちらの方が好きかもしれません。
中央祠堂には、小さな仏像が置かれていました。
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デヴァターもいいです
同時期に建立のトマノンもデヴァターが良かったですが、チャウ・サイ・テヴォダも同じくデヴァターがいいです。数は少ないものの、ハッとさせられる像がいくつかありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1675329891010-45OYST0tdL.jpg?width=800)
足元が狭く、高さもあるので、かなり無茶な格好で写真撮ってます。
ペディメント・リンテルも素晴らしい
ペディメントも数は少ないですが、南側の経蔵に大きいものが残っていました。
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![](https://assets.st-note.com/img/1675329955455-nMaEki3lrK.jpg?width=800)
ちょっと残念だったところ
おそらく元々はない新しい彫刻があったことで、気になったのでもう一度ガイドブックを見てみると、やはり"A stone curved in the 21st century, an unnecessary modern addition."とありました。
アンコール遺跡の修復は国際協力がないと不可能なので、個人スケールで考えてもどうしようもないのですが、やはり「発見時以上の修復はしない」「見た目でがっかりする修復はしない」はお願いしたいところです。
![](https://assets.st-note.com/img/1675329955507-GHf7sYaAfH.jpg?width=800)
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