見出し画像

【遺跡探訪18】スラ・スランの日の出 Sra Srang (10世紀)

こんにちは。ベトナムのテト休暇(旧正月)でハノイから友人が来ていたため、一緒に日の出を見に行きました。恐らくアンコールワットは(休暇中の)中華圏から来たお客さんでごった返しているだろうと、まだそんなに人が多くないスラ・スランで朝日を待ちました。

本日(と、2018年11月)のマップ

朝日・夕日ツアーの参考にどうぞ…

Google mapより

1. 今日はトゥクトゥクの運転手さんに進路はお任せしました。アプサラロードを北上し、イオン博物館の前を通り、突き当たりで遺跡チケットを見せて左折。

2.プラサットクラヴァンの前を通り、道なりに進むとスラ・スランに到着。Grab Tuk Tuk(一番小さいタイプ)で中心部から28,000リエル(約7USD)でした。

3.帰りは同じ道で戻り、行きと同じ料金+チップ2ドルを払いました。

朝日はアンコールワットが有名ですが、スラ・スランは穴場です

6:00 am 出発

いつもはアンコールワット前の通りをバイクでのんびり北上するのですが、今回トゥクトゥクの運転手さんにお任せすると、東寄りのアプサラロードを飛ばしました。スラ・スランまでなんと30分。これは早い。

ちょうどいい時間帯に到着しました。日の出直前。

この音楽は、現代の仏教寺から聞こえてくるようです。プレ・ループやバコンでも朝に同じような音楽が聞こえました。インドのバラナシ・ガンジス川を思い出します。

十字のテラスにはナーガ像が配置されています。

「ナーガ像に乗ってはいけません」の標識

欄干に乗ってはいけません、という標識がありました。崩壊の恐れがあるからなのでしょう。でも、標識の人のように、ナーガの上で座禅を組んで瞑想したくなる気持ちもわかります。


スラ・スラン Srah Srang ស្រះស្រង់
スラ・スランは10世紀半ばにラジェンドラヴァルマン2世によって貯水地・沐浴場として建立され、1200年頃にジャヤヴァルマン7世によって西側にステージを追加されています。

Wikipedia

Sras? Srah? Sra?

ユネスコによる石碑、こちらはSras Srangという表記でした。WikipediaとGoogle MapではSrah Srang、ハッシュタグではSra Srangと表記が分かれています。母音ះ(無理やりカタカナにすると「アッハ」)のアルファベット表記が揺れているのだと思います。

2018年11月のスラ・スランの夕日です

さて、ここからは、今日ではなく4年半前のスラ・スランからの夕日の写真です。

あの時トイレを我慢した覚えがあるのですが、「綺麗なトイレがバンテアイクデイの方にあるよ。夕日は結構長い時間楽しめるから、今行ってくるといいよ」と4年半前の自分にそっと伝えてあげたい。

自転車で夕日、ロマンチック。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?