転職と副業のかけ算

読書用メモ31

▼タイトル:転職と副業のかけ算(2019年8月発行)
▼著者:moto

▼概要:
年収240万円の地方のホームセンター店員が、どうやって年収5000万円を稼ぐサラリーマンになったのか?起業でもなく、投資でもなく、サラリーマンでいることのメリットを享受しながら、お金を稼ぐという手堅いやり方。さらに、この企業だから ではなく、自分だから 生きていける力。本当の安定とはなんなのか、その気づきと手に入れる方法が詰まっています。

▼気づき:
小原さんが構成された本ということで、知り合いの方が関係する本なので全く本のタイトルに惹かれたわけではなくアマゾンでポチりまして。ところがなかなか面白い本で新しい気づきがいくつかありました。
起業風潮のご時世で サラリーマンのままでキャリアアップをする、と明確に宣言している本が珍しく、キャリアアップというよりお金を稼ぐことにフォーカスした潔さ。とてもわかりやすい。さらに、「自分株式会社」という自分の収支を会社に見立てた考え。だが、自分よがりではなく、会社の目的意識や本質を見事に押さえたwin-winな戦略。この素晴らしい思考回路の持ち主になる方法を別立てで論理的に本にしてほしいくらい。そこは自分で手に入れんとな。

▼お勧め度:
★★★★☆
前半はどうやってホームセンター店員からキャリアアップを果たしたか、後半は転職方法と副業について。
前半部分は、うちの会社に来てるインターンの大学生の男の子に読ませてあげたいと思いました。会社に入ってうまくいくかを気にしていましたが、その会社が全てではないんだと。会社は所属しているに過ぎなくて、磨くのはあなた自身なんだと。
そして、優秀な若者が増えている、うかうかしてられんぞという危機感を持つために中堅の皆様にもおススメです。

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