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季節の養生

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冬の養生

冬になると冬眠し、活動を休止する野生動物もいます。私たちも冬は活動を控えて、エネルギーの消費を抑えた方がよいとされています。東洋医学では冬は腎の季節とされます。基本的に腎は加齢によって弱りますが、無理をして動きすぎると傷めることになります。腎の弱りは、このような症状が現れやすくなります。(足腰の弱り)(夜間頻尿)(聴力の低下)(むくみや下半身の冷え)など。 冬は備える季節 冬はあまり活発に動きすぎると、本来は体の中に蓄えておくべきエネルギーを消費するため、体力消耗につながり

初冬の頃

 晩秋から初冬へ移るころともなると、木枯らしが吹き始め、朝夕の冷え込みが一段と厳しくなってきます。そこで気をつけたいのが、高齢者と高血圧症の方。枕元にソックスを用意して、夜中、目が覚めて用を足すときはそれを履く。あるいはマスクをつけて起きるなど、とにかく寒気に肌を触れさせないようにしたいものです。  また、外出時にはオーバーと手袋、厚手の靴下を身に着けるといった心配りも必要です。脳卒中や心筋梗塞にならないためには、寒気に対して警戒しすぎるくらいがちょうどよいのです。この冬は

今年の冬はとても寒い?

これからとても寒くなります。 漢方の古来から伝わる気象予測によれば、この冬はとても寒くなり、ところによっては大雪となり、記録的な積雪となります。 寒くなれば当然ですが、コロナもインフルエンザも通常の風邪も流行するのです。ワクチンを打った人は、くれぐれも体を冷やさないようにして下さい。当然ですが、冷たい飲み物や食べ物は極力ひかえて、ショウガやネギ、トウガラシを積極的に食べて下さい。そして鍋や餅、さらにはおでんや煮込んだ物を食べるようにして下さい。 牛乳やヨーグルトなどの乳製品や

旬の野菜を食べましょう!

野菜は旬にこそ《力》があります。春野菜 (冬の間じっとしていた体を呼び覚ますアクの強い野菜) セリ、ウド、フキ、ワラビ、ゼンマイ、タケノコ、キャベツ、さやいんげん、さやえんどう、ジャガイモ、アスパラガス、 にら、みつば など 夏野菜 (水分の多いどちらかといえば生で食べたほうが美味しい 水分の多い野菜、果物) トマト、キュウリ、すいか、メロン、枝豆、オクラ、かぼちゃ、キュウリ、サラダ菜、しそ、生姜、ずいき、セロリ、そら豆。 ナス、ピーマン、みょうが、らっきょう、トマト など

梅雨時の養生

梅雨の季節です。今から60年以上前、私が子どもの頃は梅雨前線が日本の空に停滞し、毎日のように雨が降り続くと、家の横の細い水路に笹船や、小さな板切れを肥後ナイフを使い、小舟を作って浮かべて遊んだ記憶があります。 梅雨時は身体の中も「くもり空」になり、汗をかいても肌にまとわりつし、早く夏になればと思います。エアコンをかけ除湿にしてもしばらくすると冷えてきますし、エアコンなしでは蒸し暑く、中途半端な夏の過渡期です。湿気の多いときの病といえばひざ痛ですね。水が溜まって腫れあがり、膝

季節の養生_2021年6月

元気にすごす 秘訣 外へ出て 歩きましょう 30分 歩きましょう 5分からでも 歩きましょう 風をを感じて 歩きましょう 陽を浴びて 歩きましょう 何も考えないで 歩きましょう 雨の日は お休みです 石橋は たたいて渡りましょう