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好きなことがなかったから、好きな働き方を目指した話

今日は、わたしが好きなこと探しの期間を経て、好きな働き方を目指すに至った理由について書こうと思う。

***

わたしのモヤモヤ期のピークは、たしか社会人2年目の頃だった。

当時SEだったわたしは、この仕事がどうも自分に合わないようだと悩み始めていた。

SEとしては致命的だけど、プログラミングとかシステムってものに、全く興味が持てないのだ。爆

このまま同じ会社で仕事を続ける道も無くは無かった。いわゆる大手企業で福利厚生もお給料もそれなりには良く、プロマネとして協力会社の方々をまとめたり管理的な仕事につくという道もあった。

さらに言えば、技術力がなくても周りが助けてくれるという、なんとも恵まれた(振り返ってみれば成長という観点で見ると恵まれてなんかないのだけど)環境だった。

でも…

わたしはこのまま技術力がない自分を誤魔化しながら仕事をしていくのか?
好きじゃないことを仕事にしていいのか?

…そこからわたしの好きなこと探しの旅が始まった。

好きなこと探しの旅へ

当時のわたしは「好きなことを仕事にする」という言葉に猛烈に惹かれていた。

わたしも好きなことを仕事にしたい!

…でも、好きなことってなんだろう?

食べること、カフェ、音楽、本…
「人並に好きなもの」はたしかにあるんだけど、仕事にしたいほど好きかって言われたら分からない。

好きなこと探しに関する本をたくさん読んで、性格診断をして、ネットに転がっていた自己分析ワークもたくさんした。

だけどやっぱり見つからない。

たしか何かの本に「まずはなんでもいいから試すこと」みたいなことが書かれてたから、ジムとか料理教室とか一人旅とか、手当たり次第にやってみた。

ランチひとつでも、今まで頼んだことないメニューを頼むようにしてみたり。

それでもやっぱり、好きなことなんて見つからなかった。

考え方を変えてくれた一冊の本

そんなときに、会社の同僚から勧められた本がこれだ。

(余談だけど、会社の同僚から転職の本を勧められるって面白いよね。笑)

この本の中に、こんなことが書いてあった。

大事なのは、どうしても譲れないぐらい好きなことなど、ほとんどの人にはないことに気づくこと

さらに、世の中には二種類の人がいるとも書かれていた。

・to do型
何をしたいかに重きを置く人

・being型
どんな姿になりたいかに重きを置く人

わたしはこれを見たとき、自分は完全にbeing型の人間だなと思った。

でもこれは当然で、世の中の9割以上の人はbeing型なのだという。

ここでわたしはやっと分かった。

好きなことがなくても別にいいんだ。無理して作らなくてもいいんだ。と。

わたしはここから、好きなことではなく、状態に重きを置いて考えるようになった。

理想の生活から見えてきた目指したいもの

自分の理想の生活スタイルは?
どんな人と関わっているときが幸せ?
自分が心地よくいられるのはどんな環境?

そんなことを考えていたら、一人で黙々と仕事をしたいとか、家やカフェみたいな好きな空間で働きたいとか、そんな感情が生まれてきた。

そしてここで、わたしはフリーランスという働き方が自分に合っているのではないかと思うようになったのだ。

やっと、『これだ!』と思えた。

今、その生活を叶えるために頑張っています

こんなことを考えていたのがおそらく2年ほど前。

それから転職をして、今はいつか理想の生活を叶えるために、副業をがんばっています。

いつか理想の働き方を叶えるぞ。

そしてそのいつかを、今年中に起こせるように。

では、また書きます!

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