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人の心を動かしたいなら、体験しよう!

「人の心を動かす文章が書きたい!」

文章の書き手なら、きっと誰しもそう思ったことがあるはず。わたしもイチライターとして、誰かの心を動かせる文章を目指したいものです。

今日は、人の心を動かすために『体験』が大切だよっていう話をしたいと思います。

「わかる!」「あるある!」と思えるワケ

さて、話は変わりますが、わたしは今ライティングスクール『ライティングキャンパス』の講師として、11名の生徒さんと向き合いながら日々を過ごしています。

スクールでは日報を提出してもらったり、noteの更新報告をしてもらったりしているわけなんですが……。その中で「わかるわかる!」と思えることがたくさんあるんですよね。

たとえばこんなこと。

・記事を書くのに時間がかかる!
・課題がなかなかクリアできなくて苦戦……!
・どうにかして時間を作りたい!

他にも、スクールに参加する上で生徒さんが抱えやすい感情も、それなりには理解しているつもりです。

・ついにスクールが始まった!ワクワク半分、不安半分だ!
・こんな些細なこと質問していいのかな?ドキドキ
・周りの勢いがすごすぎる……!ついていけるだろうか?

(スクールの生徒さんが見てくださってたら、思い当たるものがあるかもしれませんね)

そこでふと「なんで『わかるわかる!』と思えるのだろう?」と理由を考えてみたのですが、それはわたしが実際に体験したことだからでした。

体験したから気持ちがわかる

よく「辛い経験をした人ほど優しい人になれる」なんて言いますよね。同じことだと思うのですが、人って自分が体験したことは想像しやすいんです。

スクールの話でいえば、わたし自身、未経験からWebライターになり、悩みながら進んできた過去があります。多くのコミュニティに参加してきた経験もあります。

それから、ライターチームの立ち上げに携わったり、未経験の方に文章を教えたり、ライターさんのお悩みを聞いたり、そうした経験も多くしてきたのです。

だからこそ、ライターとして経験を積むにつれて思うことや、スクールに入ったときの感情が、なんとなく想像できるのでしょう(もちろん、人の気持ちを100%理解することは不可能ですが)。

だから、人の心を動かす書き手になりたいなら、たくさん体験を積むことが大事だと思います。ライターの面白いところってそこにもあると思ってて、体験したことがそのままネタにもなるし、文章にも反映するんですよね。

面白い人生を辿った人は、きっと面白い文章を書けるようにもなるのだと思います。

体験できないことはどうするの?

ちなみに……ここでこんなことを思った方もいるかもしれません。

「じゃあ、20代のわたしには50代の人の気持ちは理解できないの?体験不可能なことはどうしようもないよね?」

これに関しては、誰かから話を聞くことで追体験ができると思っています。

たしかに20代の人には、50代の悩みは想像しづらいのかもしれません。でも、身近に50代の知り合いがいて、日々悩みを聞いている立場にいたらどうでしょう?

きっと、それなりに「50代の悩みってこんな感じなんだ」って、なんとなく感じられているんじゃないかと思います。

体験を文章に活かそう

ということで、伝えたいことは「いろんな体験を積もうね!」「そしてそれを文章に活かそうね!」ってことでした。

最後にちょいと余談ですが、以前わたしが広告の文章を書いていたときは「マーケティングノート」というものをつけて、自分が何か物を買ったときの心情をメモしていました。

↑引き出しの奥から引っ張り出してきたマーケティングノート

このように「体験を言語化しておく」のもおすすめです!

今日の話が、誰かにとっての気づきのきっかけになれば嬉しいです。それでは、また明日!

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