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『虚無の世界』

※ これから書く事は前提として私の勝手な解釈として読んで欲しい。

子供の自殺率が増加傾向にあると言う。

その要因の一つにコロナ禍による生活変化が影響しているのではないかと記事には書かれているが、その様な単純な話では無い気もする。

診察にあたっている精神科医の衞藤暢明氏によると、例年と比べて2倍近くに増えていて、特に10代から20代の若者が深刻な状況だという。

カルテの中の一部には、

「これからどう生きていけばよいか分からない」「死んだら楽になるとは思う」

と言った若者の苦しみの声も書かれているそうだ。

この二つの中で私が注目するのは「死んだら楽になれるとは思う」

と言う言葉。

確かにその瞬間だけは「楽になれる」と感じるかもしれないが、次の瞬間にはその「地獄」が永久に続くかもしれないと解れば、後悔するのではないだろうか。

「自死」は結局「宇宙」のバランスを乱す行為になる。

このnoteやFC2でも書かせて頂いた事なのだが、人は死んで星になるのだ。それは死後、そのエネルギー(魂)が宇宙を構成していく。それこそ「星の数」ほど沢山存在しているのだ。「虚無」と「光」は平均にして同じ数では無く、地球の常識は通用しない。

地球的に見れば、数が多い程重たいものだが、「虚無」の魂は非常に軽い。逆に「光(星)」の魂は一つ一つが重たいものと考えて欲しい。

だが、「光(星)」が減り、「虚無」が膨大に増えれば確実に計りはそちらの方へと傾き始める。

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バランスが崩れてしまうのだ。

何事もバランスと言うものが重要なのだ。

一つ一つ。何も影響が無い様に思える魂でも、本当はこの膨大な宇宙を支えていると言う事を認識して欲しい。

「自死」を出来るだけ思い留まって欲しいと私は思う。

今は確かに貴方にとっては苦しい時間かもしれない。逃げたいときは即座にその場から逃げればいい。ただ、「自死」の選択肢だけは選ばない事を願っている。



七曜 高耶

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