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靴下がなくなる家 婆さんの日常

去年の秋に実家に来た時、色々なものをまとめたり、不要品を捨てたりした。

その時に気になったのが、片方しかない靴下。

そもそも婆さんは、物を溜め込む。古くなった靴下をあちらこちらに置いてある。何でこんなところに?っていう所にも入っていたりする。

部屋のあちらこちらから集めた靴下を分類した。

揃ってないものもたくさん出てきた。

それを別のかごに入れて、こっちは捨てようと言うと、「これ、またどこかから片方が出てくるから捨てないで」と、婆さん。

また冬に実家に来た。片方しかない靴下の山は、ほぼそのまま残っていた。今度は確認せず、婆さんから見えないように捨てた。

そして生協で10足1000円くらいの靴下の詰め合わせ(グレーの模様違い)を注文し、婆さんに渡した。

それから4ヶ月、また少しずつ片方のみの靴下が増えてきた。

洗って、干して、たたむ。
ここまでは両方揃っている。

そこからどこに行くんだろう。

いつの間にか、いろんな場所に分散していく。

例のグレーの靴下10足組、そのうち見かけたのは1足だけ。

残りの9足は、婆さんがどこかにしまいこんでいる。


靴下だけではなく、実は手袋も同様。

畑用の手袋があちらこちらに散らばっている。

いくつ買っても追い付かないが、婆さんは外仕事が大好きだから仕方ない。

雨が上がったと思えば外に出ていく。

さて、置きっぱなしの手袋を回収しに行くか。

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