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gelsomino
ふきのとう フォークソング
以下、実家帰省中に書いた下書きに追記したもの。
実家でしばらく生活していると、昔まだこの家で暮らしていた頃のことを断片的に思い出す。
今は物置き状態の私の部屋。
中学生になり、やっと深夜まで起きていられるようになって、ラジオの深夜番組を初めて聞いた。
ラジカセに付いているアンテナの方向を変えたり、周波数のダイヤルを細かく動かして電波をキャッチしたが、AM放送には多少の雑音は付き物だった。
NHK FMの新潟放送局?だったか、それだけは割りとクリアな音で聞くことができた。
土曜日の午後、家に帰って来てラジオを付けると、流れてきた様々な曲。
数年前、記憶の中にある歌詞で検索してみたら、「ふきのとう」の「風の船 (海よりも深く…)」という曲だと知った。
南風の頃
散歩道
街はひたすら
雨ふり道玄坂
たくさんあるベストアルバムの中から1枚を選んで買っただけだけど、充分思い出に浸ることができた。
で、今回実家に帰って、またその当時のことを思い出してしまい、YouTubeなどで聞いてしまった。
「ふきのとう」を聞いてると、関連動画とかで、当時の懐かしの音楽グループの曲が山ほど出てくる。
田舎住まいの中高生だった自分にとって、ラジオから流れてくる音楽は、外の世界とのつながりでもあった。
昔は良かったな、と思うこともあれば、またもう一回やり直したいかと問われれば、「絶対イヤだ」と、即答してしまう。
そんなものかも知れない。
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