猫猫/まおまお

台湾在住ライター・校正・編集・オンライン秘書。

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最近の記事

「早く産まないと!」

以前、こんな記事を書いたが、 結婚して来月で11年、結局子どものいない人生を送っている。 今に至るまでものすごく悩んだし、今だって正直ときどき考えて落ち込むことはある。 でも、私はやっぱり今の自由な生活が好きだし、これが自分に合ってるのだと思う(から、きっとこのまま)。 久々に婦人科に行ったらコロナ禍などもあって、前回の婦人科検診からずいぶん時間があいてしまい、夫にも促されて重い腰を上げて行くことにした。 麻疹のワクチンも打てたらと思っていたため、それにも対応してい

    • ラッキー、大好きだよ。

      2021年4月5日11時55分、最愛の猫ラッキーが旅立った。 「せめて25日の誕生日まで生きて、7歳を迎えてほしいな……」と思っていたけれどそれは叶わず、体調を崩して約1ヵ月という早さで旅立ってしまった。 ここでは、初めてのペットの看取りで学んだこと、新しいペットを迎えることについて私個人の考えを残しておきたい。 ラッキーについてラッキーは2014年4月25日生まれ(仮)、ミックスの男の子。義兄が勤める会社の敷地内で保護された。 この記事でも書いているように、私は子ど

      • もう雨乞いするしか……

        日本では東海地方辺りまで梅雨入りしたらしい(2021年5月20日現在)。 ということは、ここ台湾も梅雨入りしているはず……なのだが、「この前雨降ったのいつだっけ?」というほど、晴れて暑い日が続いている。 梅雨をすっ飛ばして夏になってしまったかのようだ。 何十年かに一度の水不足​今、台湾全土で水不足が深刻化している。 (台灣水庫即時水情より) ご覧のとおり、一部のダムを除いて貯水量が大変なことになっている。実際、中部の都市・台中では計画的に断水を行っているらしい。(知

        • 猫猫年表(1986.8.4~)その3

          その1、その2 ひたすら語学漬けな大学時代(後編) 2008年6月のある週末、ミュンヘン旧市庁舎広場近くのスタバに私は友人と向かった。 友人がタンデムパートナー(言語交換の相手)に会いに行くということで、なぜか私も誘われてついて行ったのだった。 そこにいたのは、なんと身長2mを超えるドイツ人!(背が高いドイツ人は多いが、さすがに2m以上となるとそう多くなかった) 不思議なことにお互い惹かれ合い、2週間ほどで私は彼と付き合うことになる。 それまで片想いばっかりだった私

        「早く産まないと!」

          猫猫年表(1986.8.4~)その2

          その1はこちら 女子校最高!部活命!な高校時代隣県の公立女子高に片道45分くらいかけて通う。 この高校を選んだのは、女子校&進学校(大学に進みたかったので)というのも大きかったが、一番は制服! 県内でも一番可愛いというセーラー服が着たかったのだ。(同じ理由で志望する子は少なくなかった。近くの男子高との統合で再来年にはなくなってしまうけど……) 部活は音楽を続けようか迷ったが、この高校の管弦楽部(オーケストラ部、以下オケ部)は割と有名で厳しいと聞いていたので、最初は英語

          猫猫年表(1986.8.4~)その2

          猫猫年表(1986.8.4~)その1

          私は他の人のブログにたどり着いたとき、ほぼほぼ設置してあるブログ管理者のプロフィールを見るのが好きだ。 「好きだ」というとちょっと変かもしれないが、その人がこれまでどんなことを経験してきたのか気になって、長くてもついつい読んでしまう。 そんなわけで、私も自分のこれまでの人生を振り返り書き出してみることにした。 簡単なプロフィール(いやこれも割と結構長いかも)は自分のブログに書いているのだが、子ども時代から今まで、猫猫年表と題して詳細に(覚えている限りで)綴ってみる。

          猫猫年表(1986.8.4~)その1

          「外国人と付き合うとその人が話す言語が上達する」は半分ウソ

          「○○語が話せるようになりたいなら、〇〇語を話す恋人を作れば上達する」 これは、語学を上達させる方法の一つとして、よく挙げられる方法だ。 結論から言って、個人的にこれは半分ホントで半分ウソだと思っている。 これまでの自分自身の体験から考えてみる。 結局語学が得意なほうにウエイトが偏る台湾人と結婚して6年になるが、夫との会話は95%中国語だ。 夫は「ただいま」、「いってきます」、「いただきます」、「ありがとう」など、基本的な日本語は身につけている。 しかしそこか

          「外国人と付き合うとその人が話す言語が上達する」は半分ウソ

          経験してみて初めてわかること

          所謂「不妊」に悩んで6年目。 26歳で結婚して、「28歳までに」「30歳までに」と思っていたのが、来月には33歳を迎えてしまう。 多くの不妊に悩む人はそうだと思うが、「まさか自分が不妊に悩むなんて」、私もそう思っていた一人だった。 これっぽっちも想像していなかったから、実際に不妊で悩んでわかったことがたくさんある。 心無い言葉の多さ「子ども考えてないの?」 「子どもの作り方教えてあげようか?」 実際に私が言われたわけではないが、世の中の不妊に悩む人たちの中には、こ

          経験してみて初めてわかること

          私にとって文章は、人と繋がるためのツールだった

          2015年10月にWebライターを始めて、もうすぐ4年になる。 私は別に、学生時代に読書感想文が得意だったとか、国語がとりわけ好きだったとかではない。 でも思い返せば、人と繋がるために文章を書くのは好きだった。 文通相手が100人できた小学生時代 小学校高学年のとき、読んでいた雑誌のペンパル(文通相手)募集コーナーに応募して採用され、100通以上のハガキが来た。 (募集文に何を書いたのか正直うろ覚えだが、当時好きだった芸能人のファン友達も何人かできたので、好きな芸能人

          私にとって文章は、人と繋がるためのツールだった