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【僕が初めて0→1を達成した話と人生を変えるために必要なことについて】

7年前、僕は田舎のセブンイレブンで夜勤バイトをしていた。

シフトは夜22時〜朝は6時。キツかったか?と言われれば別にキツくはなかった。

実家暮らしだったし、家に多少のお金は入れていたが、衣食住に困ることはなかったからだ。強いて言えば、家で夜ご飯を食べた後に、眠たい目を擦りながら自転車で20分ほど漕いで出勤することがめんどくさかったことくらいだろう。

ウトウトした状態でベッドから起きて、外に出るということを強いられていたあの感情は割とストレスだった。

あとは将来に対する不安が多少あった。

僕がコンビニでバイトするようになった経緯は大学を中退して、ネットビジネス(当時はブログアフィリエイト)に専念したからだ。

普通は稼げるようになってから大学を辞めてビジネス1本に絞るという感じだと思うが、僕はいけると思ったら後先考えずにすぐに行動に移してしまうタイプなので、収益が0円の状態で勢いで大学を辞め、実家でビジネスの下積み期間を過ごしていた。

大学を辞めたときに親との約束として、生活費を稼げるようになるまではビジネスと並行してバイトしながら毎月、お金を入れろということだった。

そして、ビジネスである程度稼げるようになってから家から出ていくこと。バイトする時間があればビジネスの勉強と作業すればもっと効率よく進められるのになぁと思いつつも僕の自分勝手な判断で大学を辞めたからこの条件は飲むしかなかった。

当初は3ヶ月くらいの辛抱と安易に考えていたのだが、結局、このセブンイレブンでは1年間働くことになった。

だが、僕はこの時にビジネスの基礎基本を頭に叩き込んだ。

まず、セブンイレブンの夜勤を選んだ理由として、田舎のコンビニの夜勤はワンオペでかつ品出しや片付けなど最低限のことさえしてれば自由に過ごせるからだ。

とにかく、時間を無駄にしてる感覚が嫌いな僕はコンビニで夜勤をしながら、耳にエアーポッツを付けてビジネス系の音声をひたすら聞きこんだ。

勤務中に6時間くらいは音声を聞いてて、家でも聞いてたから当時は1日8〜10時間くらい音声を聴いていたと思う。この時に叩き込んだ知識が今でも土台になっている。

というか、僕はその時以外、そんなに勉強していない。

本を読むのも苦手だし、文章を書こうとしても何も思いつかない、だけど、何かしなきゃいけないよなということでひたすらビジネス音声をインプットし続けた。同じ音声を何周も何周もした。

どれくらいだっけな。

音声によっては100回以上聞いたのもあると思う。それくらい反復した。

その教材で学んだことを拙い文章でブログにアウトプットするということも同時に行なっていたわけだが、その活動を半年続けた時に初めて11000円の報酬が発生した。

ブログから当時学んでいた教材のアフィリエイト報酬だ。これが僕が情報コンテンツで初めて0→1を達成した瞬間だった。

金額にしては大したことないが、自分の文章で価値を提供し、お金が発生したという事実に感動して、ASPの画面をしばらく見つめながらニヤニヤしていたのを今でも覚えている。

その0→1がきっかけにトントン拍子にってわけにはいかないが、ちょっとずつ売れるようになってきて、アフィリエイトする商品数も増やしていって、1年後にはコンビニバイトを辞めることができた。

僕は別に稼ぎ方の話がしたいわけではない、7年前にやっていたことは今ではもう通用しないし、知識なさすぎたせいで今思えばものすごく効率の悪いことをしていたなと思う。

何が言いたいかというと、「時間の確保」が何より大事だということだ。僕があの時、コンビニではなく、居酒屋などを選んで忙しさに忙殺されていたら疲れてビジネスする時間がなくて、また目先のお金を稼ぐために働いて〜というのがループして、ラットレースにハマっていたと思う。

ラットレースから抜け出せたのは働きながら音声学習して、コツコツブログを書いてブログ記事や文章力強化という種をまいたから。

この種まきを毎日しないと、絶対に人生は好転しない。

あなたは今、種まきをやっていますか?

種まきをやらずに、いつか変わる日が来るだろう、とか何かの出会いが変えてくれるみたいな考えを持っていたら5年後も今日と同じ日が訪れる。

今、種をまくから時間差で果実として実るわけで、その作業を怠れば当然、収穫はできない。

種をまく時間すらも取れないという場合は働き方を変えた方がいい。

人生はどれだけ未来のために種まきしたかで決まる。

そして、そのための最も重要なことは時間を確保するということだ。

時間がなければ焦る、焦ると冷静な思考ができないからから回る、そして遠回りした行動をしてしまうというのがループする。

まずは時間を確保しよう。

そこから人生は変わりだす。

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