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人と比べないって難しい

今日は友達とご飯を食べてきました、ななしのナナコです。
駅の高架下にある、雰囲気が素敵なお店で、ご飯もとてもおいしかったです。帰り道は風が強く、まだまだ寒暖差があると感じました。

友達と話すのは、恋愛の話、仕事の話、最近あの子どうしてる~?といった近況報告。いろいろな話を聞くのは楽しいです。
でも私、休職中だし彼氏もいないし、全然話せることがないんですよね。私が自分のことを話したの、5分くらいしかなかったんじゃないか……。

そうなると思考の癖が出て、人と自分をどうしても比べてしまいます
この子は週5+バイトもできる元気があっていいなあ、お金もきっちり稼いでるし、彼氏もできて幸せそう、痩せてるし肌もつるつる。不公平だな……なんて思ってしまうんですよね。
自分は劣っていることばかり、なんだか全部がうらやましく思えてきます。

わかっているんです、人と比べる意味なんかないってこと。
私とあの子はまったく別の人間で、得意・不得意も全然違う。今いる環境も違う。彼女にも苦手なことはあるはずで、私の方が優れている能力もあるかもしれない。そもそも、人間の生き方や能力に、優れている・劣っているなんて区別をつけるのが違うんじゃないか。

冷静に考えると、上記のように思うことができます。
それに、普段自分の生活に集中して、「あ、私これができるようになった」とか小さな変化に気づいてうれしく思えているときは、人と比べたりはしないのです。
でも、いざ直接顔を合わせて、話を聞くと、「比べたがる自分、そして落ち込んじゃう自分」が出てきてしまいます。

たぶんそれは、「自分の小さな幸せ」が、いわゆる「普通の人」の価値観に照らし合わせると、ちっぽけで取るに足らないものなんじゃないか、という自信のなさの表れだと思います。
きっと、彼氏の話や仕事の話の中で、私も自分のことを開示して、最近好きなこととか、うれしいと思う瞬間とか、こういう時に自分の成長を少し感じるんだっていうことを、堂々と話せればいいんだと思うのです。
でも、「そんなの当たり前じゃない?」って言われちゃうのが怖い。まだ自信がないのです。

友人は皆優しい人たちだから、そんなこと言うはずがないってわかっています。だからきっと、「そんな幸せ、ちっぽけなことだよ」ってジャッジしているのは、ほかならぬ自分なのだと思います。
「本来なら、元気で、バリバリ仕事して、そろそろ彼氏がいて結婚なんかも考えるべきだ」と、誰かの価値観を真に受けている、自分です。
そんな風に「こうあるべきだ」と考えれば考えるほど、落ち込むし、自分がその理想から外れていることに苦しくなります。

この考えを転換するにはどうしたらいいのでしょうか?
やはりそのためには、「こうあるべき」という社会の声を気にする自分からは離れて、自分のための幸せや心地よさに、たっぷりと浸かることだと思います。
例えば、今の私は、働けなくても、朝に起きて洗濯やそうじができて、外出できるようになっただけで幸せ、と思っています。それは、うつの治療をしてきて、ゆっくりゆっくり回復して、やっとできるようになったことだからです。私にとってはとてもかけがえのないことです。
社会や周りの声より何より、「今、ここにいる自分」を大切にすること。
人と比べてしまう瞬間があったとしても、その嫉妬心にとらわれすぎないで、また「今の自分」に戻ってきて、自分なりの生活を送ることを続けると、少しずつ自分にとっての幸せに自信が持てるのかもしれません。

幸せに自信を持つ、なんて、そんな難しく考えなくていいんだよ!とも思います。誰かに話したり自慢するために、幸せになるわけではないですから。

いつか私も、「最近散歩できるようになって、土手に行ったら空がきれいなんだよ」とか「自分でマグカップにコーヒーを淹れられるようになったんだよ。今まではカップを洗えなかったからできなかったの」なんて、ささやかなお話を、人にできるようになったらいいなと思います。
でもやっぱり思う、人と比べないって難しいーーーー!!!笑

人と比べないことや、嫉妬心との付き合い方は、まだまだ考える余地がありそうです。また何か思いついたら深堀りして書きますね。

春の5Kといって、「乾燥・寒暖差・強風・黄砂・花粉」によって、春は体調を崩しやすい時期でもあるみたいです。私ももうすでに、普段より眠気が強いです。季節の変わり目、少しずつ体を慣らして養生していきましょう。



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