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10月2日の世界遺産「ザビードの歴史地区」

ザビードは、首都サナアの南西約160kmにあり、紅海から20kmほど内陸に位置しています。
そして、ザビードは、イエメンで最も古いモスクが造られた場所として知られています。

9~10世紀のジャード朝時代と13~15世紀のラスール朝時代に、イスラム世界南部の学問・宗教教育の都として繁栄しました。
ですが、15~16世紀のターヒル朝時代には衰退し、オスマン帝国時代には忘れ去られた。

イスラム世界の宗教と学問の一大拠点だったザビードは、小さな街となった今でも多くのモスクが建っています。
街は狭い小道が張り巡らされていて、アラビア半島南部独特の煉瓦造りの建物が並んでいて、壁や窓まわりは、独特なイスラム装飾が施されています。

そして、ファティニヤ・マドサラ(高等教育施設)、大モスク、アラブ世界初の大学など、かつての名声を偲ばせる建築物が原型をとどめています。

詳しくは「歴史とか世界遺産とかを語るラジオ」から。


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