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8月30日の世界遺産「ドーセット及び東デヴォン海岸」

イングランド南西部のデヴォン州とドーセット州にある、イギリス海峡に面した化石の産地です。

ここには、約2億5,200万年前の三畳期(さんじょうき)から、ジュラ紀、白亜紀まで約1億8,500万年にわたる中生代の地層が存在し、幅広い年代にまたがった多数の化石が発掘されています。
三畳紀の名は、南ドイツで発見されたこの紀の地層で、赤色の砂岩、白色の石灰岩、茶色の砂岩と堆積条件の異なる3層が重畳していたことに由来すしています。

この場所で、発見された最も有名な化石はイクチオサウルスです。
イクチオサウルスはヨーロッパ周辺だけでなく、アジア(インドネシア)に生息していたそうで、見た目は、いるかに似ている魚竜に属する、海をすみかにした爬虫類だそうです。

イクチオサウルスを発見したメアリー・アニングは、イギリスの初期の化石採集者で古生物学者です。

メアリー・アニングの経歴は非常に興味深いです。
詳しくは「歴史とか世界遺産とかを語るラジオ」からどうぞ。



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