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【大人な視点#7】最近のAVって収録時間長くない?

第7回はAVの話だけどちょっと特殊な事、ちょっとした豆知識的になる話題に語っていきたいと思います。
あくまで私の考察なので、100%合っているとは限らないことをご了承ください。


最近のAVの長さ

AVを鑑賞している時に「やたらこの作品長いな…」と感じることはありませんか?

少し前の作品だったら2時間で終わっていたものが、2時間半や3時間…長いものだと3時間を超す作品も出てきています。
収録時間の長い作品を見てみるとデビュー作品でも何でもない作品も長い時があります。
この感覚は正しいのでしょうか?

本当に長くなっているのか?

疑って間違えていると恥ずかしいので調べてみました。
年間に販売したDVDの上位20位のうち、ブルーレイとDVDでの被りやベスト作品、大人数が参加するツアー形式の作品を除いた作品の収録時間の平均を求めてみました。

始めは2023年と2022年ですが、2023年は166.6分で2022年に関しては172.6分が平均時間でした。
ではそれに対して少し昔の2017年はどうかと調べると、169.7分。

あれ?あんま変わらない?

思った以上に変化がなかったのでより昔の2010年についての結果で調べてみます。
すると127.3分と結構明らかな数になりました。

一瞬ヒヤヒヤしましたが、さすがに13年間も時間が空くと長くなっているのがよく分かります。

なぜ長くなっているのか?

ではなぜ長くなっているのでしょう。
理由は大きく分けて二つ考えられます。
それは

・視聴方法の変化
・AV作品の変化

だと考えられます。

視聴方法の変化

皆さん作品を見る時は何で見るでしょうか?
多くの方はストリーミングで視聴するのではないでしょうか。

2010年頃はネットでの視聴は出来ず、DVDを購入して視聴するしか方法はありませんでした。
逆に言えばAVを作るうえで絶対にDVDに入れることが出来る尺でしか作品を作れなかったのです。

対して現在はストリーミングと言ってネット上で完結するようなシステムで、NetflixやYouTubeなどと同じ原理です。
どんなに長くても作品を届けられます。
そしてAVの販売数が変わらずにDVD自体の販売数が落ちるということは、パッケージやより長く収録出来るDVDの形式に対してお金を回すことが出来るということです。
世間のAVの視聴方法が変わり、DVDに入るか否かを主体に考えなくてよくなったため作品の時間が伸びたのではないでしょうか。

AV作品の変化

この話題はちょくちょく書かせていただきますが、作品自体多様化していて昔似なかったジャンルやドラマ設定が増えてきています。

設定としてどんどんと複雑化していき、タイトルや商品説明を見ただけでは男優さんと女優さん、周りにいる人たちとの関係性が説明できなくなっています。
とするとどうしても作品内で関係性について説明する部分が必要になってきます。
説明についても文字だけで説明するのはもったいないので、演者で演技をして大枠を説明するとそれだけで結構な時間が取られてしまうのです。

このようなAV作品自体に変化が訪れておりより長い作品にしないといけなくなったのかもしれません。

長いことはいいことなのか?

作品自体長くなっていますが、長くすること自体必要なのでしょうか。

FANZAか2023年間に集計した統計情報(【FANZA REPORT 2024】エロトレンドを読み解く「性にまつわる統計調査」アダルト動画編 - FANZA Magazine (dmm.co.jp))を見ると一回当たりの平均視聴時間というのが掲載されています。
その部分を見ていると4分40秒と一年前の結果よりも約1分間も短くなっているらしいです。

また作品の評価を読んでいると時々「チャプターごとで販売して」と嘆く声が書かれています。
長くなっていても大部分の人達は作品全体を見るのではなくカラミの部分に注目しており、長いことを望んでいないようにも思います。
AVファンにとっては長くなること自体は問題はなく、いかに時間全体に魅力が詰められているかだと思っています。

最後に

今回は最近のAVの収録時間について記事を書かせていただきました。
もう一度あくまで私の考察なので、100%合っているとは限りませんが、私としてはもうちょっとコンパクトにしていただけると…って考えの人です笑

約週1投稿になりますが、今後も読んでいただけると幸いです。

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