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「気負わずに着れるスウェードライダース」

実はずーーーとつくっていたライダースジャケット。ついに完成

メンズにとって憧れのアイテムの一つ。それがレザーライダース。
実はNiZブランドを立ち上げる際から思索と試作を重ねていました。が、どうしても納得できるものができずに日の目を見ずにここまできていました。

NiZブランドの前身となるMBラボのプレゼン大会でスウェードのライダースを採用いただき、そこからアパレル会社ともご縁があり、いまに至っています。

その際はライダースの男臭さを柔らかいスウェードで中和して、大人の男性が気負わずに着れるアイテムを、と提案し、販売後即完売……そして、いまも愛用している方から声をありがたいことにいただいております。

今回はその再販ーー……ではありません!! 

着想を踏まえ、いまNiZとして作れるベスト&ハイスタンダードアイテムとして、提案できるものとして仕上げました。

こだわった着用感ーーライトウェイトスウェード素材とYKKジップ

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メインとなるスウェード素材は本革ではありません。しかし、その風合いや手触りは本革と比べても遜色ないレベルです。

そして、なによりもその軽さ。

自分自身、初めてサンプルを持った時に驚きました。
柔らかく、そして重さを感じさせない軽やかさは、レザージャケットらしからず、ほかでは体感できないモノになっています。

スウェードの起毛感と相まり、まるで上質の和紙で象られたかのような、そんなジャケットに仕上がっています。

軽さがそんなに重要なのか? と思うかもしれませんが、装飾に富むダブルのライダースでは重要です。
大きな襟に幾重にジップと、ダブルのライダースは重くなりがちです。着てしまうとそこまで気にならないかもしれないですが、着るたびに重さを感じると億劫になり、無意識に食指が伸びなくなってしまいます。

汗を吸って重くなった肌着よりもエアリズムの方が快適なのは納得でしょう。

上質和紙に思えるこの軽量のスウェード:ペーパースウェード素材を知ったときに、見た目だけではなく、快適な着心地のアイテムができるのではないかと思いましたが、それは間違っていませんでした。ぜひ、着用してこの感覚を体験してください。

そして、ダブルライダースの大きな特徴の一つ、ZIP(ジップ)。
ダブルライダースはともかく金具類が目立ちます。目立つ金具に安っぽいものを使用してしまうと、全体のイメージが引きずられてしまいます。
そのため、ZIPなどの金具類は妥協せず、そしてスムーズな開閉ができる「YKK」を潤沢に使用しました。
またYKKファスナーを利用することを踏まえ、メインファスナーにはダブルジップを採用しました。

リラックスシルエットで、幅広いコーデとシーズンで着用可能

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ライダースジャケットは細身なものが多いですが、NiZライダースは身幅に余裕を持たせたリラックスサイズにしています。

ライダースはグッと細身のものが多いですが(タイトに着て自分のシルエットに馴染ませていくことが醍醐味だったりするので)、そのために着こなしと着用期間の幅が狭くなってしまっています。
身幅が狭いと下に着ることができるものが限られ、厚手のニットやスウェットくらいでも着ていると苦しいことが。
そのため、無理なく着られるものが薄手のカットソーくらいになってしまい、そうなると冬には着られず、春か初秋くらいになってしまいがち。

リラックスシルエットは現在のトレンドにもマッチしていますがそれだけではなく、幅広いコーディネートを可能にし、かつ着用期間も長くしてくれます。

とはいえ、ベーシックなダブルライダースのディティールを踏襲し、かつ上品な素材感からだらしない印象はなく、自然にコーディネートを仕立ててくれます。

カラー展開は2種類:スモーキーグレーとベーシックなブラック

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今回カラーバリエーションは2種類を用意。

グレーは綺麗なくすみ、とでもいうべきスモーキーなグレー。わずかにブルーがかった絶妙な色合いに仕上がっています。

ブラックはダブルライダースとして定番かつ安定した色味です。スウェードの起毛感からのっぺりした印象にはならず、ほどよく自然な装飾性を与えてくれます。

価格は10455円(税別)

満を辞して送ることができる逸品になりました。


最後まで読んでくれて thank you !です。感想つきでシェアをして頂けたら一番嬉しいです。Nazy