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退去時に悪徳業者と戦う方法

こんにちは。
名無しです。

今回は過剰に請求してくる悪徳管理会社の撃退法を伝授します。
それに関しては一番の得意分野と自負してます。


なぜなら

僕は請求する側だったからです。

僕「すまん」

過剰に請求されないためにもここで知識をつけてもらい悪徳管理会社を撃退しましょう。

〇入居時に必ずやること


①細かなキズを全て写真に残す

本来であれば不動産会社と入居時のキズチェックを行うのですが最近はコロナもあることからか、だんだん入居立ち合いをやらないケースが増えてきました。
しかしそれが怖いところで、やらないからチェックしないで入居すると退去時に自分が付けていないキズまでも請求されてしまいます。
入居して家具を配置する前に必ずキズを写真に残してください。
家具を配置する前にやることが大切で、家具配置後に行ってしまうと引っ越し時にキズを付けたと言われてしまうので、必ず最初に行ってください。

②キズ写真を管理会社へメールで送る

写真を撮ったのはいいものの万が一消してしまったら元も子もないので、撮った写真は管理会社へ送っておいてください。
良心的な会社でしたら写真を保管し、退去時に持参してくれます。

〇退去立会時に必ずやること


①修繕できるものは自分でやっておく

クロスの補修だったらAmazonでも売ってますし、電球交換なら500円前後でホームセンターやコンビニでも売ってます。
請求されてしまいうと手間賃もプラスされてしまうので本来より高くなってしまうので勿体ないです。

②退去費用はその場で出させる

退去立会をしたのはいいものの修繕費用を出さない業者が見受けられます。
本来でしたらある程度の金額はその場で提示するのは当然のことです。
※壁の穴や床の穴等の高額になる場合は算出できないため別途相談というケースになります
管理会社で算出できない会社は正直やばい会社なので必ず出させるようにしてください。
そこで出させないと勝手に敷金から言い値で引かれることがあります。

③納得いかない場合はサインしない

退去立会の時は必ずサインをします。
鍵の返還、敷金預かり証、退去精算証
退去精算証で納得いかない場合はサインしないでください。
もしサインしてしまった場合は了承してしまうことになるので敷金や家賃返金分からそのまま引かれてしまいます。

④粗大ごみは捨てておく

粗大ごみを管理会社で捨ててもらおうとする人がいますが超ー高いです。
例えば1つの家具につき10,000円前後かそれ以上取られます。
現在はメルカリやジモティで譲る事ができますし、ネットから役所の粗大ごみ回収を申請すれば1つ1,000円ほどで持っていってくれます。
"市町村 粗大ごみ"で検索すれば簡単にできます。

〇クロスが張替えになった場合、どこまで負担すべきなのか?


結論:クロスに損害を与えてしまった箇所のみ

クロスの横幅は決まっており、横920mmが通常のサイズになります。
例えばクロスをはがしてしまったら
横920mmからその部分のクロスのみの張替え分だけで大丈夫です。

ただそれだと算出が難しいので
横920mm×天井までの長さが請求される場合が多いです。
※これで請求がきたら良心的な会社です

ただしクロスにはよくよく見ると境目があり、その間で両方破けてしまっている場合は×2を請求される場合があります。

たまにあるのが、そこの箇所だけだと
"他との柄が違って目立つので壁一面の張替え代を全額請求する"
という管理会社があるみたいですがそれは違法です。
そもそも「柄が変わるから嫌だ」というのは管理会社や大家の主観であって、その費用まで借主が払う理由はないわけです。

なので張替え代は
例)
張替え:1,000円/m×2.4m=2,400円
処分費:200円/m×2.4m=460 
2,400円+460円=2,860円+税
※一般的に天高2.4mの場合が多いので2.4で計算

〇床が張替えになった場合はどこまで負担すべきなのか?


結論:損害を与えてしまった1枚のみ

①床CF(クッションフロア)編

上記で記載通り1枚のみで大丈夫なのですが
基本的に1㎡で請求がくるかと思います。

その場合の張替え代は
例)
張替え:3,500円×1㎡=3,500円+税(処分費込み)

クロスと同様、柄が変わるので全面請求される場合がありますが支払わなくて大丈夫です。

②フローリング編

フローリングの張替えになることは滅多にないのですがある場合は高額になる可能性があります。
床CFの場合は、ノリで地面に接着されていることがほとんどで、切れ目を入れれば剥がすことが可能です。

フローリングの場合はそうではなく、床材を床にクギで打ち込んでいるので、交換となると剥がすことになり、剥がすと必然的に下地や縁までも剥がれてしまうのでその費用も可さんされます。

減価償却がない分、算出方法は非常に難しく、ここでは明記できないのですが
数万~数十万はかかります。

穴をあけない限り張替えになることはないのですが
そうなったときのため必ず火災保険に入ることをおすすめします。

プランにもよりますが、実費0円~自己負担3万円で修繕ができます。
※後払い、先払いどちらでも可能です

小さなフローリングのキズでしたら補修材で自分でできますので参考程度に商品リンクを張っておきます。

〇襖、障子が張替えになった場合はどこまで負担するべきなのか


結論:1面全体の張替え

襖や障子は1面単位になるので1面の張替えになります。
費用は1面3,500円~5,000円程度。(施工費込み)

襖に関しては両面で分かれており
両面張り替えなければならないと請求してくる管理会社もありますが払う必要はないです。

〇畳の交換になった場合、どこまで負担すべきなのか


結論:1枚のみの交換

実は畳はひとつひとつ形が違い、入る場所も決まってます。
なので交換の場合は特注で作る必要があり手間と時間がかかります。

こちらも同じで、他の箇所も請求してくる管理会社がありますが払う必要はありません。

1枚30,000円前後程度。
別途で処分費が5,000円程度かかります。

最近では和室を洋室変更する大家さんが多いためあまり請求される機会が減ってきたかと思います。





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