AI翻訳アカデミー広告終了!? まさかのスピリチュアル路線に移行か
AI翻訳アカデミーの広告に動きがあった。
以下は、Facebook上でAI翻訳アカデミーの広告を打っていたアカウントの一つ(AI_honyaku)の広告情報だが、なんと、AI翻訳アカデミーに関する広告が一掃されてしまった。
新たに打たれている3件(実質2件)の広告は、有限会社マリアハウスが主催する「ほしよみ式占い師養成講座」に関するもののようだ。
本Facebookアカウントは、間違いなく以前までAI翻訳アカデミーに関する広告を打っていた筈だが……一体何があったのか。
占い師養成講座の広告を要約すると、最短14日間でプロの占い師になり月30万円以上の収入を目指す方法を無料動画講座4本を公式LINEで提供しているらしい。
そして占い師養成講座の講師を務めるのが中島多加仁という人物。
筆者は占い師業界のことを1ミリも存じ上げないのだが、出版経験もあるそうで、有名な方なのだろうか。彼によると、彼の講座のお陰で月100万円以上稼いだ生徒もいるという。何だかよく知らないが、凄い世界のようだ。
話をAI翻訳アカデミーに戻そう。「AI_honyaku」のアカウントでのAI翻訳アカデミーに関する広告が消えた一方、今年8月から存在が確認されているアカウント「AI×翻訳」においては、相変わらずAI翻訳アカデミーに関する広告が3件だけ残っている。
今月12月は、翻訳通訳4団体が「簡単に翻訳者になれる」講座への注意喚起の声明を発表(12/11)、機械翻訳YarakuZen公式がアカデミーとの関与を否定する(12/21)など、大きな動きがあった。今回の広告削除が、これらの動きを受けてのものであるかは不明だが、偶然にも時系列上の矛盾は無い。
一方その頃、Facebookの投稿によると、株式会社ファイブアイズ・イングリッシュの代表の塩貝香織氏は、年内最後のセミナーを開催していたようだ。80名ほどが集まったそうだが、この中に自称AI翻訳アカデミーの受講生らもいたのだろうか。
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