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vol.10サウナをブームから文化へ!全国130施設を制覇した23歳サウナーの秘密

みなさん、ごきげんよう。ななおです。



このブログでは、
\なんか人と違くて、気になる/

そんな自分らしく人生を楽しんで生きている人の秘訣(ヒミツ)を

インタビューを通して暴露していきます。

ゲスト紹介

本日のゲストはサウナ歴4年、北海道から沖縄まで全国のサウナを巡っているサウナオタクこと「Nature&Sauna」のりょうちんさんです。

大手IT企業の営業職として働く傍ら、日本のサウナをブームから文化にしたい。という夢を掲げ、サウナを身近に感じてもらえるよう日々SNSやWEBメディアで各地のサウナの魅力や実体験を発信されています。

今回はなぜそこまでサウナにのめり込めたのかその秘密を伺いました。

強み:
・社交性… いろんな人に出会うのが好き
・達成欲…何かに挑戦していないと気が済まない
・ENTJ-A(指揮官)

経歴:
・明治大学(商学部)
・バイトでテニスコーチを5年間務めあげる。
・大学2年時からインターン(人材紹介の営業・企業のSNSアカウント立ち上げ等)に積極的に参加。大学3年時から全国のサウナを回るように。
・大手IT企業営業職 新卒入社

意識している言葉:
「人の裏側を見る」…表面的な言葉や上っ面で判断しない

サウナにハマったきっかけ

Q.サウナとの出会いは?
A.大学1年生の頃でした。友人とスノーボードに行った帰りにサウナに行くことに。当時話題になっていた「整う」という感覚を初めて味わい衝撃を受けました。このことをきっかけにその後も一人で地元のサウナに通うようになり、気づけば130施設以上も足を運ぶ、サウナ馬鹿になりました。

サウナの魅力

①心と身体の’健康’

Q.サウナに通う中で見つけた魅力を教えてください。
A.大きく3つの魅力があると思っています。
1つ目は「心と身体を整えてくれる」ことです。

身体の健康でいうと
血行促進・睡眠の質向上・免疫力の向上などの効果が期待できます。
医者が出版した本の影響もあり、健康意識が高い人達からも注目されるようになりました。

自分はなによりも心の健康にとって良い影響があると感じます。
仕事で1日中PCを見て、多くの情報に触れるストレスフルな毎日。
サウナには五感を使うことによるリフレッシュ・リラックス効果があると感じます。

忙しなく、自分自身と向き合う時間すら確保することが難しいですが、サウナでは強制的にスマホを置いて1日の出来事を振り返ることができたり、自分の思考や考えを言語化し、整理できる(=整う)というのが、大きな魅力です。

また自分の良心に引っかかったことや良くなかった自分の行動を内省する場所でありすべてを置いて集中して考える時間を持つことで出来事や言葉を深める時間にもなっています。

②聖地フィンランドで感じた’コミュニケーションの場’

2つ目は「サウナがコミュニケーションの場となっている」ことです。
本場のサウナを知りたい!という一心から、大学の卒業旅行ではサウナの聖地フィンランドに一人で行きました。

水風呂という概念や「整う」という言葉すらなく、サウナの後はただ凍った湖にダイブをしたりとフィンランドでは全部が衝撃的でした。

日本はコロナ禍でサウナ文化がヒットしたこともあり、静かにひとり時間を楽しむといった風潮が強いですが、フィンランドは真逆でめちゃめちゃ喋る交流の場になっていました。

またハンバーグ屋にもサウナがあったりと、サウナが文化として根付いていて生活の中でなくてはならない存在となっていることを目の当たりにしました。

フィンランド人にとってサウナとはあって当たり前のコミュニケーションの場であり、自分たちが幸せに生きていくための一つの手段となっていることにも魅力を感じました。


③広がる可能性’サウナ×○○’

3つ目はサウナには「サウナだけではない可能性がたくさんある」ことです。

【サウナ×鍾乳洞】
温泉で有名な大分県にも関わらず温泉が出ずなかなか人が集まらない地域がありましたが、鍾乳洞を水風呂にすることで全国からサウナーが集まるようになりました。そして地域の飲食店ともコラボをすることで地域活性化に繋がった事例。
https://onesauna.jp/blogs/sauna/machiokoshi

【サウナ×アート】
整っているときにアートを楽しむことができる事例。
https://www.timeout.jp/tokyo/ja/news/sazae-sauna-new-open-in-naoshima-sana-mane-090222

【サウナ×SDGs】
廃棄されたフルーツを使い、サウナのアロマオイルを作ってロウリュしたり、香りを楽しむことができる事例。
https://www.fnn.jp/articles/-/489790

これらのように、サウナがいろんな産業を盛り上げることができる可能性を秘めていることも魅力だと思います。

普段の活動

Q.サウナの魅力を知ってからは、どんな活動をされていますか?
A.「もっとサウナを身近にしたい」「サウナ施設ごとの良さを知って欲しい」「サウナきっかけに地域貢献していきたい」という想いになり、現在は10代後半から幅広い世代の方に楽しんでもらうべく、SNS活動・YouTube取材・ブログ運営の3本を軸に発信しています。

今後の展望

Q.サウナの魅力を発信し続けながら、今後はどんな活動を視野に入れていますか?
A.現在はサウナ施設側も「多くの人に知ってもらいたい」「サウナーに来てほしい」「自社グッズを販売したい」というような悩みを抱えているということを知るようになりました。
なので今後はコンテンツの強化をしつつ、サウナ施設との連携やECサイトにてグッズ販売、サウナイベントの開催なども一緒にやっていけるよう、すでに連携を始めている企業様もいます。

また個人としても、現在はIT企業で働いていますが、ゆくゆくはサウナ業界に本腰を置きたいと考えています。10年前のサウナのイメージと現在のイメージが変わってきているように、今後もサウナ業界の価値観を変えていくような大きな変革を起こせる人になりたいです。

夢:「サウナをブームから文化へ」

Q.活動を通してのビジョンや夢を教えてください。
A.一時のブームで終わるのではなく、サウナを日本の文化にしていくことが夢です。ここでいう「文化」というのは、サウナが「人との交流の場所」になることであり、「自分自身を見つめる場所」であり、「新たな発見が得られる場所」であり、「サウナを通して他の何かを盛り上げられる」というのが全国民の価値観として浸透している状態だと考えています。

サウナが文化になることで、人との交流やコミュニティーが広がったり、自分と向き合う時間が増えることで自分を認めてあげられるようになり、相手のことも愛せるようになる(「ありがとう」の一言が言えるようになったり)という良い循環を生み出しながら、愛に溢れた社会を作り出すためのいいツールになることを願っています。

メッセージ

Q.最後にりょうちんさんのように自分の好きなことを貫いてやっていきながら発展させていける秘訣を教えてください。
A.もともと好きなことは継続できるタイプだったのですが、強いて言うなら2つあります。

1つ目は目的を持つことです。自分が「なりたい姿」を明確にすることで、難しいことも楽しみながら頑張れています。

2つ目は自分の声に耳を傾けることです。お金を稼ぐためとか認められたいといった外や他者の基準ではなく、自分自身が生きてきた中で培われた価値観が大切だと思います。

まとめ

自他ともに認めるサウナオタクのりょうちんさん。

まさかサウナにこんな奥深い魅力があるとは知らず驚きでした。

自分の心に正直に好きを突き詰めていくなかで、
様々な機会を自ら作っていける行動力にとても刺激をもらいました。
私も積極的に自分と向き合う時間を作っていきたいと思います。

りょうちんさん、インタビューさせていただきありがとうございました。

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