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vol8.「沖縄」にこだわり、変わらぬ夢を持ち続けられる映像人の秘密

みなさん、ごきげんよう。ななおです。

このブログでは、
\なんか人と違くて、気になる/
そんな自分らしく人生を楽しんで生きている人の秘訣(ヒミツ)を
インタビューを通して暴露していきます。

本日のゲストは、TVCMやWEBムービーを制作されている又吉太一さんです。

沖縄県出身。自身の監督作『ANNIVERSARY』 では、TOKYO 48 Hour Film Project にて「優秀賞」「撮影賞 」 を受賞。

ご視聴はこちらから

趣味①ラジオ
同世代の友達3人で「夜更けのプリン」という甘くほろ苦い雑談系ポットキャスト番組を配信中。

趣味②なりきり撮影(?)w
こんな人いるよねっていう人になって撮影会をしているそうです。
個人的には日本で初めてのTikToker田中さんがツボです。

NHKにて特集される
田中一平太
4人組グループKing New
デビュー作品「親孝行」
雑誌の取材記事
スタバのマネージャー 夏目エライザ美世子

※実際には全て架空の人物です※

仕事も趣味も生粋のクリエイターである又吉さんの「制作にかける想い」に迫っていきます。

【きっかけ】中江裕司監督の存在

Q.映像制作に興味が芽生えたのはいつ頃?
A.中学時代から「人を喜ばせるものづくり」に興味を持つようになりました。そのためにどういう勉強をしたらいいか考え、そのために将来は上京したいと思うようになりました。
最初はテレビのプロデューサーになろうと思っていたのですが、テレビよりも(毎年開催される沖縄国際映画祭に足を運ぶほど)映画の方がもともと好きでしたし、映画やCMなどに憧れがあったので、その想いが今の仕事にも繋がっていると思います。

Q.きっかけを与えてくれたコンテンツは?
A.中江裕司監督の映画です。沖縄を題材にしている作品が多く、中学の頃から見る機会がありました。沖縄はセンシティブな問題(基地問題など)を抱えている島でもありますが、そういったことをじわっと背景に描きつつ、ネガティブにも聞こえそうなものをポジティブに描いている方です。
いい意味でエンターテイメントに変換されています。魔法みたいですごい!と思っていました。なので中江監督のように地元を題材にした作品を撮りたいと思うようになりました。

沖縄タイムスより引用)

Q.本格的に映像について学び始めたのは?
A.大学に入ってからです。授業ではチームを組んで映画制作をします。
なんと、監督はくじ引きで決めました(笑)

Q.どんな作品?
A.何個かありますが、卒業制作の時は沖縄の若者にスポットをあてたドキュメンタリーを作りました。ドキュメンタリーはお金も期間もかなりかかるうえに、難しい手法で自分的には納得いかずに終わりましたが、いいトライでした。

大学では技術というよりは、
感性やパッションを学べたことが大きかった
と思います。

4年間で自主的な映像を作ることで、
モノづくりに対して自分自身もこんなに熱が入るんだ!
という新たな自分を発見
できました。

【武勇伝】赤羽での撮影中にヤクザに囲まれ土下座⁈

Q.印象深い思い出は?
A.今となっては武勇伝ですが、とても泥臭い経験でいうと、
撮影時にヤクザに囲まれ、土下座して地面に顔をうずめたことがありました。

ロケ地として撮影させてもらう場合、お店の店内だけでなく、様々起こりうる事態を想定してロケ地の前の道も撮影許可を取る必要があるのですが、ロケ地(居酒屋)の隣の店がたまたま、ヤクザが経営している店でした。

「お前らのせいで人通りがなくなって商売あがんねーじゃねーかよ」と因縁をつけられ撮影がストップ。「責任者出せ」と言われ、プロデューサーをやっていた自分が行き、個室居酒屋に連れて行かれました。

その後、5人程のガタイのいいヤクザに囲まれました。
そして「誰の許可とって撮影してんだ」等と様々な言葉を浴びせられながらも、(問題が起きると機材が借りれなくなり今後の活動がしずらくなる。。。大学名もばれたくない。。。)と思い、ひたすら謝り続けました。

そして半泣きになりながら、
「自分たち学生はお金がない中でも、信念をもって撮影している。この時間もバイトの時間を抜けて頑張っているし、かけがえのない時間なんです。みなさんの営業を邪魔したのは申し訳ないけど、撮影を続けさせてもらえませんか?」と土下座しながら話しました。

自分の想いを伝えたところ、
「そうか。大学3年か。勉強頑張れよ。」と赤羽は人情の街ということもあり、意外とあっさり開放してもらいました。怖かったけれど、いい経験にはなりました。目を腫らしてみんなの元へ戻りました。

【こだわり】映像制作にかける変わらない想いと理想の人生

Q.なぜ作品を創り続けたいのか?
作品ごとでも変わりますが、本当に自分がやりたいこととしては、
ある問題をネガティブではなくて、きれいに消化したい
と思ってます。
そうできることが、かっこいいなと思い続けているのは、沖縄で生まれたことと実際にそうされている監督のことを知れたことが影響していると感じます。

Q.映像以外でもいいのでは?
舞台での身体表現などにも興味があり役者にも挑戦したことがありました。
映像は、ここを見てくれ!というクローズアップができますが、舞台はどこをみてもいい。やってみながら、当たり前のことに気付かされ、やはり自分は映像が好きだと思ったんです。

Q.中学時代から今にかけて、軸が変わらない秘訣は?
中学2年生の時に経験した「母の死」が大きいと思います。
育ててくれた母への恩返しとして、自分がやりたいことをやれるような人生を送っていこうと決心しました。
辞める勇気がないからこそ、くじけそうなときも踏ん張れているという謎のパワーも持っていると思います。ずっとブラック企業に勤めている人が言いそうな言葉ですが(笑)それも自分では1個の特殊能力だと思ってます。

Q.普段から大切にしていることは?
つらい時でも、楽しんでやることです。
例えば、ヤバい状況のことを「祭り」と呼んだり(笑)
上司から嫌なことを言われても「楽しませてくれるじゃないか~」と思うようにしています。顔には出ないタイプなので周りには言わないですが、そうやって対処してます。自分を鼓舞するのは得意です。

Q.目指しているゴールは?
超恥ずかしいですが、沖縄を題材にした作品を撮りたい。
沖縄出身の俳優陣でやる沖縄を題材にした大河ドラマをやったことがないと思っていて、そもそも大河ドラマでセンシティブなことを扱うということがまずないですよね。
沖縄がアメリカ軍に統治されていた1950年代についての小説がありますが、そういうのを題材にできたらチャレンジングだと考えています。

沖縄出身の俳優はすごい人が多いですし、こういう作品が1つ世にあってもいいんじゃないと思うので、自分がおじいちゃんになってもいいから叶えたい夢です。自分がやることが1番の目標ですが、難しくても携わることはしたいです。

最後に

私の勝手な第一印象は、
一見クールであまり話さないタイプの方かと思い緊張していましたが、
とても気さくで話し方も丁寧な方で、すぐに安心できました(笑)

お話を伺う中で、
又吉さんの凄いところは、
起こった物事を捉えるとき、より面白く・ポジティブに考えられる。
かつ、それを糧にして前進し続けられる。
そういう強さを持っていらっしゃるなという印象を感じました。

軸のぶれない挑戦していく生き方がとてもかっこよかったです。
沖縄で育ったからこそ抱いた素敵な夢!ぜひとも叶えてほしいです。

又吉さん、お忙しい中インタビューをさせていただき
本当にありがとうございました。


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