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私の話と、私の推しの話 20日の出来事 夜の話



そして夜、走り続けたガチイベの最終枠
わんおんわんの事を正直ずっと引きずっていたけれど
全力で楽しんで欲しいと言った彼女の言葉
私自身もLIVEを全力で楽しみたいと思っていたこと
そしてガチイベの最終枠への緊張感からか
LIVEが始まる頃にはLIVEのことで頭が一杯になっていた

ベレッタさんの2回目のLIVEにして初の3D LIVE
【Catch our Dream】
このLIVE自体もまた、以前彼女が掲げた夢の一つだった
まさかこんなにも早く3DのLIVEが実現すると思っていなかったから
本当に彼女の行動力には驚かされました

初の3D LIVE、しかもフルトラッキングで
動き回るベレッタさんを見られるLIVE
3Dの体で動き回る彼女はとても可愛くて
特に腕の動きが本当に可愛くて
歌っている時あんな風に腕を動かしていたんだなぁって
ずっと聴いていた彼女の歌の新しい一面を知れて嬉しかった

初のフルトラ3DのLIVEは特にトラブルもなく順調に進み
ガチイベのポイントの方も2位以下にダブルスコアをつけるなど
ガチイベを体験したことのない私含め
多くの人がこの時はベレッタさんの勝利を殆ど確信していたと思う

そして始まった最後の曲
【Just Believe】
ただ信じると名付けられた、沢山の想いが込められたこの曲は
このLIVEのために用意されたものじゃないにも関わらず
あまりにもこの時の状況にぴったりで、運命的なものすら感じた

そして最後の曲が終わり、ポイントも十分に差が開いていて
その事に安心して和やかとさえ言える雑談が始まった
確かこの時点でさえポイント差は2倍近くあったと思う
私も雑談を聴きながら殆ど1位通過を信じて
残ったポイントでアイテムを投げたりしていた

残り時間が10分に迫った頃
念の為にと思いランキング表を開いた
2位との差は10万ポイントも無かった
頭が真っ白になった
血の気が引いた
心臓が馬鹿みたいに跳ね上がり痛みに苦しさを覚えるほどだった
チャット欄で警告を促そうと一瞬思うも
そんな時間さえ勿体なくて、確か
「やば」とだけ打ったと思う

急いで買えるだけのポイントを交換してアイテムを投げた
そして、多分この展開を見据えていた人達が次々とアイテムを投げていた
その状態に異変を察したのかコメントで誰かが教えたのか
ベレッタさんも2位の方が猛烈な勢いで追い上げている事を知り
完全に気が動転していたように思う
正直私も頭が真っ白でどうにかしなきゃって思いで頭が一杯で
その瞬間のことはよく覚えていない

そして一瞬表示されたベレッタさんが2位になったというランキング表示
ベレッタさんの声が苦しそうなものに変わった
心臓の鼓動が聴こえてくるような
どうしよう、どうすればいいと云う気持ちがそのまま伝わってくるような
今まで聴いた事がないベレッタさんの声

怖い、どうしよう、負けたくない

今にも泣き崩れそうな声
声から体の震えが伝わってきて
今思い出しても胸が締め付けられて涙が出てくる
もう二度とベレッタさんのあんな声は聴きたくない
出てしまうような状況に居させてしまいたくない

どうにかしなきゃって思った
どうにかしなきゃって思いとは裏腹に
私がポイントを交換する手段はもう完全になくなっていて
他の方の力に縋る以外なにも出来ない状態だった

本当に接戦、どちらが勝っても全くおかしくなく
どちらが勝ったのかも分からないような状態でガチイベの終了時間を迎えた
震える声で結果がどうなったのかと呟くベレッタさん
そして少しの時間の後、確認できた結果は

見事ベレッタさんの一位通過だった

その瞬間は、何故か涙が流れなかった
心が熱く、そして温かい気持ちで溢れかえって
全身が熱を帯びたように熱くなって
私の心はベレッタさんが一位になった事への喜びと、安堵と
そしてベレッタの輪への感謝で満たされ溢れていた

私一人じゃなにも出来なかった、私一人の力なんて微々たるもので
でもそれは他のベレッタの輪の人もきっと同じだった
だから本当に、ベレッタさんと、ベレッタの輪
その全員の力で手にした一位なんだっていうのが頭と心に熱く焼き付いた

そして今になって改めて思うのです
Liveをする為にベレッタさんに手を貸してくださっていたであろう方々
たった一日で3Dの体を用意してくださった春霞さん
Just Believeを書き下ろしてくださったTatshさん
これまでの楽曲の制作に関わってこられた方々
私の知らない色んな人達がベレッタさんの力になっていて
皆の力が積み重なって掴み取れた夢なのだと


そしてこの夜は初めて体験した事があった
夜中にふと目が覚めました
目が覚めた瞬間、思考が始まるよりも先に頭の中に一つ言葉が浮かんでいた

嬉しい、って

その一言と喜びが体を包んでいる感覚を覚えた
気が付くと涙が流れていた
嬉しい、嬉しい、嬉しい
溢れる感情に呼応するように流れる涙
なにがこんなに嬉しいんだろうなんて考えるまでもなかった

ベレッタさんがブイアワに出られることが嬉しい
彼女が夢をつかめたことが嬉しい
今年の最後に彼女がこんなに大きな舞台に出られることが嬉しい
ずっと好きだと言っていた人と同じ舞台に彼女が立てることが嬉しい
そんな大きな舞台へのチケットを彼女とみんなと力を合わせて掴み取れたことが嬉しい
そしてこんなにも
寝ている間でさえも、無意識の時にさえも好きだと感じられる人に出会えたことが嬉しい

幸せな気持ちだった、生まれてはじめて心も体も幸せに満たされた
大好きな人を心の全てで祝福できる
そんな幸せに満たされたまま、また眠りについた


19日、20日と色んな事があったけど
最後は幸せな気持ちで眠ることが出来ました

ありがとう、ベレッタさん
あなたに出会えた喜びを、幸せを
少しずつでもあなたに還せますように

これからもずっと大好きなあなたへ
あなたの幸せへの祈りとともに、本稿を締めさせて頂きます

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