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ななお あおつき流 投票プラン

前回、この機会に今のうちから次の選挙でどこに入れるか考えておいてもいいよね、ということを書きました。

今回は色んな情報ツールのなかで、どういった観点で投票先を決めているか、といった「ななお あおつき流 投票プラン」みたいなものを書いていこうと思います。
あくまでも自己流ですので、他人様に強制するではないですし、取り入れる・取り入れないかは、それぞれの自己判断でお願いします。

参加したい意思はあるけれど、情報がありすぎて判断に悩む、といった人に何らかのヒントになれば幸いです。

政党で選ぶか人物で選ぶか

最近「麒麟が来る」を見てるもんで、なんか戦国大河ぽいですが(笑)、やっぱり選挙て党首(武将)による覇権争いなんかな、て思えてきますね。
朝廷の流れを組む大国か、庶民が実力で台頭してきた新興国か、間に挟まれて難儀する小国か、独自路線を歩んで独自の存在をみせる発展途上国か、みたいな。

「〇〇党は好かんけど、あの議員さんはなんか好感持てるし…」
それで判断に悩むパターンもありますが、私はそんな時はよほどのことがない限り所属政党の方を優先します。
理由はざっくりこんな感じ
①与党にも野党にもイヤな人がいたら、いい人もいるしー。
②先に書いた領地争い的な要素を考えると、政党(国)単位で考えた方がラクかな、多分。
③その人が党の重鎮だったり社会的影響力があれば別ですが、一個人で政党の方針やカラーを変えるのはやはり至難の業だと思われるからです。会社でもそうですから、政治の世界だとなおさら。

というか、その「好感」はどこから来てる?
経歴?実績?キャラクター?ルックス?熱意?
そこも考えてみてね。

それらを考えたうえで「やはりこの人を落選させたくない…」てなったら、選挙区は候補者、比例区では反対勢力に投票するのも、一つの方法です。

ただ衆院選では「重複立候補」が出来るので、選挙区で落選しても比例区での政党への投票数によって復活当選するので、その候補者が重複立候補してるかどうかはチェックしておく必要がありますね。
参考:重複立候補制度|wikipedia

今の政権を評価するかしないか

他の人はどう思ってるのか知りませんが、投票には二つの意味があると思ってます。
①政策・政局に対しての意思表明(支持、共感)
②これまでの政治に対する評価

そこを踏まえて「現政権を評価するかしないか」といった観点で考えます。
前回の選挙(直近では去年の参院選)から今日まで、または今回のコロナ禍においての政権与党の行動をあなたはどう感じましたか?
点数は合格ラインに届いてますか?

もし〇(=評価する)なら与党である自民党か公明党へ、×(=評価しない)なら野党へ、となりますね。
〇か×かの二択しかないですが、まずここでたくさんある政党の中から絞れてきます。

関心の高い分野を念頭においてマニフェストを見てみよう

与党・野党含めてさまざまな政党があり、そこから選択するわけですが、一部の政党は除いて、だいたい似たり寄ったりな気がしませんか。
どこで党の個性や自身との相性を見るかというと、やはり選挙公約(マニフェスト)かと思います。

この選挙で当選したら、こういうことを実現させます!ということを宣言するアレです。
去年の参院選では各党こんなマニフェストを掲げていました。
ご参考までに。

早稲田大学のマニフェスト研究所では、各党のマニフェスト・政党を比較しまとめたものをpdfで公開しています。
≫ 2019参院選 政党マニフェスト・政策比較表
≫ 2019参院選 政党マニフェストできばえチェック表

幅広く色んな公約が掲げられていますね。
幅広い層から支持を得ないと議席に繋がらない、というのもありますが…。
そのなかでも、興味・関わりの深いテーマに念頭においてマニフェストを見てみてはどうでしょうか。
私の場合ですが、長く非正規雇用の立場に身を置いていたので「働き方改革」や、障がい者雇用の問題、社会保障のあたりに興味がありますし、子育て世代の方なら教育問題などでしょうし、高齢者だったら介護問題あたりでしょうか。
↑今の一文でもそうですが、自分にあまり関係のないカテゴリーには結構ボヤっとしてますよね(苦笑)
だから、それぞれ得意分野や関心の度合いって違うはず。
まずは自身の得意分野から着目してみませんか、という話です。

上の早稲田大学のリンクのように色んな内容を取り上げていても、掲載順位や内容の具体性など、どの分野に重きをおいているか、といった温度差やバランスなどが微妙に違ってきます。

それに加えて、与党は政策や法案を成立させる立場にあるので、これまでの実績をアピールしてきます。
そして、野党はそんな与党に対して批判をし、問題提起をしてきます。
(「野党は批判ばっかり」ていうツイートも見ますが、基本野党は批判してなんぼですから…もちろん批判の質は問うべきだとは思いますが)

与党の言い分、野党の言い分、いろいろありますが、それらが妥当なものであるか、矛盾してないか、信頼できそうか…、自分に一番興味・関わりのある分野に絞ってみると、そういったものが肌で感じられるかと思います。

候補者の人となりを見るならやはりTwitter,Facebook

大雑把にどの政党に入れるかをだいたい見定めたところで、自分の選挙区からどの人が候補になってるかもチェックします。

自分の選挙区がよくわからないという方はこちらで調べることができます。
私も去年、引っ越しをしたので、これまでと違う選挙区になります。

あと現在の衆議院議員の一覧が下のリンクで見ることができます。
出身選挙区と所属政党も記載されてますので地元の方がいらっしゃるかも

経歴や活動内容などは党や個人のブログ・HPでも確認できますが、やはりその人柄を見るならTwitter, Facebook、一般的にSNSて言われてるものが最適かも知れません。
今はまだ選挙期間ではないので、いわば「素」の部分が出やすいと踏んでいます。
ツイートや発言の内容(自分の言葉で伝えてるか、RTばかりしてないか、選挙期間に入って言うことが変わってないかetc)、情報リテラシー的なところ、取り上げる話題、リプライへの対応などを見るのも判断の一助になると思います。

まとめ

というわけで、いかがでしたでしょうか。
まとめるとこんな感じです。

・政党でみるか人でみるか→個人的には政党優先で見るのがおすすめ。
・今の政権を評価するなら与党、しないなら野党。まずこの2択。
・マニフェストは自分の興味・関わりの深い分野を重点的にみてみよう
・候補者の人となりを見るならSNSは欠かせない

3000字近く費やした割には、大したことは書いてないですが、やはりネット・SNSの存在というのはものすごく大きいと思います。
ぜひ、今のうちからでもその世界に慣れて、来るべき選挙に備えていただければ、と思います。

次回は、参考になるかならないかわからない心がけ的なところを書いていきます。

続く。

P.S.思い立って見出し画像をイラレで描いてみました。これに時間がかかってなかなかアップ出来なかったのは内緒ですw)

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