見出し画像

【アニメ感想】映画ドラえもん のび太の地球交響楽

テレビCMが流れるたびに「観にいきたい」と5歳の娘にせがまれ続けてた。
最近テレビ放映のドラえもんを観るようになったくらいで、そこまで思い入れの強い作品ではなさそうなのに…。
劇場で映画を観るというのも経験になるし、いろんな作品に触れて欲しいという想いで観にいくことに。

自分自身、ドラえもんの映画を劇場で観るのは初めて。
小学校低学年の時に行っていた学童クラブに漫画があってそれはよく読んでいたけど、アニメはテレ朝系列のない地方にいたから観れなかったし、自分にとってもそこまで思い入れの強い作品ではない。


今作はタイトル通り音楽がテーマの作品。
音楽というものの大切さ、素晴らしさ、楽しさを伝えたかったのかな。
劇場での迫力あるサウンドに圧倒された。
最古の楽器と言われる縦笛と、突如現れた謎の少女ミッカが結びつくというなかなか壮大なストーリー。

中盤で忘れ物のリコーダーを取りに行くために登場したひみつ道具「時空間チェンジャー」が最後の決着シーンで起動。
地球とのび太達のいる宇宙空間が野比家の風呂場に転移することで、宇宙空間に空気が存在してファーレを奏でるという展開。
ドラえもんシリーズでは当然のことなのかもしれないけど、ひみつ道具の伏線のような使い方に感心させられてしまった。
そして、出発前に終わらせた夏休みの宿題の日記に書いた「今日はみんなでお風呂にいった」も回収するという。
お見事!


もちろん子どもも楽しめるシーンもあって、娘からも開口一番「楽しかった」と言われたので連れて行ってよかった。
エンディングのVaundyの曲を隣で口ずさんでいたのにはビビったけど。

記念に何か買いたいと言うのでグッズ売り場で物色。
娘が選んだのはミッカとのび太のキーホルダー。

…なぜにのび太?
確かに映画では主人公らしく立ち振る舞っていて、ぐうたらなところは描かれていなかったけども。

その後、娘に「映画に出てきたキャラクターでどの子が好き?」と問われ頭を抱える。
ドラえもんシリーズで推しキャラなんて考えたこと無かった…。
どのキャラも嫌いではないし好きとも言えない。
難しい…。

この記事が参加している募集

#アニメ感想文

12,459件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?