「病」との闘いのはじまり
前回の記事で、高校1年生の時父が亡くなったことで、少しだけ人生のレールを外れた、と書いた。
それまでの私は、逆にものすごくしかれたレールの上を走ってきた子供だったのかなと思う。
割と真面目な性格なので、いわゆる「規則」というようなものは基本的に守った。学校では生徒会のようなものに所属し、成績も学年トップ10には入るように努力した。また所属していた運動部ではキャプテンを務め、文武両道を目指していた。
家庭も多分円満な方で、父と母は絵に描いたような仲良し夫婦。高校生になって