広告会社のビジネスモデル
今回は、広告代理店のビジネスモデルについて調べました。
なんとなく大きなお金が動くイメージのある広告ですが、
中に入ってみると意外なところが収入源でした!
広告会社のビジネスモデルの歴史
まず、現在でも広告会社の収益の大きな割合を占めるのは
コミッションと呼ばれる媒体費の手数料です。
①コミッション型モデル
そもそも広告会社は、媒体者の広告枠を媒体者に変わって
販売することで成長してきた歴史があります。
クリエイティブはサービスで、あくまでもプラスアルファ。
広告代理店の「代理」は広告主の「代理」ではなく、
媒体社の「代理」が元の意味のようです。
②フィー型モデル
バブル後、広告費を抑制したい広告主が
コミッションのカットができないかと考えます。
そこで、コミッション(+αのクリエイティブ)ではなく、
撮影にかかる費用に加えて管理費や企画費など
スタッフの稼働にかかった対価を支払う
フィー型モデルが注目されるようになりました。
現在は広告会社のビジネスモデルの過渡期と言われています。
広告主はフィー型モデルにすることで、
本当に必要な金額だけを払うことができます。
しかし、コミッション型ではほとんどサービスとして行われていた
クリエイティブの費用が高くなる可能性もあり、
どちらが良いかはケース次第です。
広告会社側も同様で、コミッション型では安定していた
収益がフィー型では不安定になります。
そこで実際のところは変化の動きはあるものの、
合意形成がなかなか取れず完全にシフトするには至っていません。
これからどう動いていくのか、
広告業界に入った身としてしっかり見ていきたいと思います😊
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