漢方薬でミノムシになった日
2024.4.26(金)
こんなに起きられなかった朝はいつぶりだろう。昨日は22時30分には眠ったはずなのに、今朝ようやく体を起こしたのは10時50分。
昨日の夕方、はじめて漢方の医者にかかった。
もう3ヶ月ほど体調が悪く、ついに耐えかねて好きでもない病院にきてしまったのだ。
診察の結果、喉の詰まりや胃のつかえをとり、自律神経をしずめる薬と、緊張や不安をやわらげる薬をもらった。
さっそく夕食前に服用して、眠って、眠って、そして起きたというわけなのだ。
もらった薬の説明に、脱力感が出ることがあると書いてあったのだけど、まさか本当になるとは。
ふらふら、ひわひわしている。力が入らない。頭痛もある。これは昨日からだけど。
なぜかすべてが悲しくなってしまって、おいおい泣きながらミノムシのように過ごした。
そして夕方。今、起きた。うっかりまた寝ていた。
友達とランチをしていた母が、心配してメッセージをくれていた。プリンも買ってきてくれたようだ。
のっそり起き上がって水を飲み、何か書けそうと思って書いてみた。
いつもはパソコンのキーボードで書くのが好きなのだけど、今日はミノムシなので、寝っ転がって指でぽちぽち打っている。
涙を流しすぎて目が痛い。
最近、(ずっとごろごろしてたいな。でも何かやらないと…)という気持ちで過ごしていた。この薬の脱力感のおかげで、だめだめな日を作ることができた。
もっとはやくやってもよかったのに。
1日、2日くらい篭っていたっていいじゃないか。
誰だって、その人にしか分からない頑張りをしているんだから。
朝起きた時は、もう何もできない気がした。
なんでこんな予定を入れてしまったんだ、とか、先のことも悲観的に捉えてしまっていたけど、少しは落ち着いてきた。
そういえば、日が暮れると心が落ち着く時がよくある気がするのだけど…これはふしぎ。
まぶしいところが苦手だからというだけではないような気がする。
それこそ、神経が鎮まるというか…。
周りの目を気にして不自然に生きるより、
だめなやつでもいいから、自然に生きよう。
いろんな日があるのも、自然なことだから、今日は今日でいいとしよう。
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