技術書典 応援祭によせて

みなさんこんにちは、ななうみです。

今年はコロナウイルスの影響によって、様々なイベントが中止になるなど経済的なダメージもさることながら、純粋に出かける楽しみも減るなどして残念な幕開けとなりましたね。

2/29、3/1と2daysの開催を予定していた技術書典8についてもリアルイベントは中止となり、運営準備を行っていた主催の方々や、イベントに向けて技術書の執筆を行っていた方々、もちろん一般参加の予定であった方々も一同悔しい思いをしたことかと思います。

しかし、リアルイベントはなくなったものの運営スタッフ様の尽力により、3/7〜4/5の期間限定で、オンラインイベント「技術書典 応援祭」が開催されされることとなりました。

技術書典8に参加する予定であったサークルの頒布物などがオンライン上で購入できる期間限定のマーケットとなっています。

運営さん曰く、わずか10日でオンラインマーケット準備やら物理本の配送システムやらを構築したそうです。
本当にすごい努力量だなと思っていて、どうにかイベントを応援できないかと考えた結果、この記事を書くに至っているという感じです。

技術書典で頒布されている本が、同人誌ということで内容が拙いのでは?と感じる方もいるかもしれませんが、侮ることなかれ。
市販本は多くの人に買ってもらわなければならないので、より大衆向けの内容に落ち着きがちですが、同人誌はそもそもが少部数しか存在しないので、かなりコアな情報が詰まった本などが並んでいるんです。

本を購入するかどうかはさておき、一度上記のリンクから技術書典 応援祭のサイトを覗いてみてください。この記事を機に、技術書典を知りイベントに興味を持つ人が増えてくれると嬉しい限りです。

オンラインイベントということもあり、普段のリアルイベントには参加できない地方在住の方も本を手にするチャンスだと思います。ぜひオンラインイベントを体験してみて下さいね。

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ここからは応援祭に直接関係のない、僕の話です。

実は、僕は技術書典というイベントに参加するようになって控えめに言って人生が変わったと思っています。

技術書典に参加する前から同人誌を作る活動はしていましたが(ジャンルは技術書ではありませんでした)、技術書店では初参加したイベントからすぐに本が完売するような状態が続きました(今は調子に乗って刷りすぎたので家が在庫であふれていますw)。

シリーズ物の本を作っているのでイベント会場では「このシリーズ好きです!」「わかりやすくて助かります」「めっちゃいいですよね」「1000円安すぎません?」など、多くのお声をいただくことができました。

こうした状況から、自分が作るコンテンツに自信を持つことができるようになったり、新しいことに挑戦するマインドが養われていると言っても過言ではありません。

間違いなく、僕の価値観や僕の存在意義といったものが自分の中でより醸成されて言ったきっかけになったイベントでした。

こうしたイベントがあることは、僕だけではなく今後創作をする人や創作したものを手にとって楽しみたい人など多くの人の未来にとって、非常に有益だと思っています。ぜひ末長くイベントが続いて欲しいと願っておりますし、執筆者としてイベントを支えていきたいと思っております。

この記事を持って、運営の方ならびにイベントを通して知り合ってくださった方や、本を手にとってくださった方々に改めてお礼申し上げたいと思います。

大変な中、いつもイベントの成功のために尽力くださりありがとうございます。この先も長く技術書典が多くの人に愛され、存続することを祈っております。

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最後に、今回の技術書典 応援祭でも僕の本を購入することができます。

UIデザインを要素分解して体系化した解説本などを取り扱っているので、よかったらみてみて下さい。


よろしければサポートお願いいたします〜新たな挑戦の種にしつつ、結果や知見をアウトプットしていきたいと思っています。