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リモートワークとうまく付き合う


最近、わたしの部署でもとうとうリモートワークが
導入された。

導入されたといっても、週に2回だけなのだけど。

実際に週2回のリモートワークが習慣になってから、
わたしの生活はけっこう変わった。

環境に流されやすいタイプなので、いいことも、悪い
ことももろに影響を受けている日々だ。

これはあくまでも自分の中での整理として、わたしに
とってのリモートワークの良さと悪さを、まとめて
おこうと思う。


リモートワークのいいところ
①睡眠時間をたっぷり取れるので目覚めがいい
②朝のモチベーションがすこぶる高い
③仕事以外にやりたいことも込みで予定を組める

まず一つ目は、睡眠時間が増えること。

わたしの場合、会社までの通勤時間は往復2時間くらい。

それに加えてお弁当をつくったり、身嗜みを整える時間
が90分くらいあるので、毎日始業の2時間半前には
起きないといけない。

だけどリモートなら、朝起きてぱぱっと身支度をしたら、すぐに仕事が始められる。

たっぷり寝て目覚めもいいし、満員電車にぎゅうぎゅう
に押し込められて朝から疲れることもない。

炎天下の中、人混みの多い渋谷の街をへとへとになり
ながら歩く必要もない。

そのストレスが一切なく、気持ちのいい朝を迎えた
リモートの日は、普段より何倍もモチベーションが
高い。


そして何より、わたしはかなりの多趣味で、仕事以外
にもやりたいことが毎日山ほどあるから、仕事の時間
を気にせずに予定が組めるのはとても助かる。

食事はきちんと自分が「お昼ごはんの時間」「夜ごはんの時間」と定義している時間に食べたいし、それができなかった頃は密かにストレスを抱えていたのだけど、今はその心配もない。

お弁当を作る必要も、作れなかったときの罪悪感を胸に
出社することもないし、ランチにお金がかかることも
ない。最高だ。


一方で、こんなすばらしいリモートワークにも、
欠点がある。

リモートワークの悪いところ
①夜遅くまでだらだらしてしまう(時間を無駄にしがち)
②午後になるとモチベーションが急降下
③ずっと座っている+食べる頻度が高くなるので太る

書き出してみると、いずれも「リモートワークのいい
ところ」で書いた項目の反対、というだけなのだけど、これらはけっこう深刻だ。

もとから夜という時間帯が好きで、時刻が遅くなるに
つれて元気になるタイプの人間なので、朝早く起きなく
てもいい、という状況になると、たとえそれがリモート
ワークであったとしても、どうしてもテンションが
上がってしまう。

精神的にはとても気楽でいいのだけど、身体は悲鳴を
あげている。(たぶん。)


そして、午前中あれほど高かったモチベーションは、
お昼ごはんを食べて、食後の甘いものまで食べた頃に
は、すっかりどこかへ消えてしまう。

しかも、仕事をしているリビングではわたし以外の家族
が大音量で韓国ドラマを観はじめるから、たまったものじゃない。

(ご飯を食べながらつられて観ているうちに、すっかり
わたしもはまってしまった。)

だから最近は、なるべく午後にミーティングを入れる
ようにしている。

あまりにも長い間無言で仕事をしていると話し方を忘れるので、やっぱり会話って大事だなあと思う。

そして一番深刻な問題は、三つ目のずっと座っている上
に食べる頻度が上がる、という点だ。

ずっと座っていて動かないことはまだしも、動かない
のに、なぜかお腹がすく。

集中力が切れて、ついお菓子に手が伸びてしまう…と
いうことなら分かるのだけど、なぜか、家にいると
いつもよりお腹がすくのが不思議でたまらない。

歩いてもいないし、ご飯もきちんと食べているのに、だ。

これは最大の謎なのだけど、不思議がって何もしないで
いるとまた自粛期間中のように恐ろしいことになるので
最近はひたすらコーヒーや紅茶を飲み方を変えて交互に
飲み、余計な食欲を抑えている。

(と言いながら、今日もロールケーキを食べてしまったのだけど。。)


このように、わたしはリモートワークのいいところにも
悪いところにも、しっかり影響されている。

改めて、リモートワークには自律精神が必要だな…と
痛感する日々である。

この先もまだまだこの状況は続きそうなので、もっと
いいところを活かして、悪いところには打ち勝っていきたいと思う。

まずは今日から、朝起きてすぐ腹筋をするという習慣を
はじめてみたので、リモートワークの日はこれを継続
していきたい。

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