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2023年、"理想の1年間のスケジュール" をつくってみた



元旦、山形から東京に帰る新幹線の中で彼が


「今年一緒にやりたいことを、月ごとにお互い出し合ってみようよ」


と提案してくれた。その話題が想像以上に盛り上がり、気分も前向きになったので、帰ってきてから自分でも「理想の1年間のスケジュール」をつくってみることにした。

たとえば、「4月」の欄には「桜の木の下でピクニックをする」「8月」は「浴衣を着て田舎の夏祭りに行く」「9月」は「十五夜のお月見をする」などなど。

自分の仕事や勉強に関することから遊びに関すること、小さな願望まで。毎月の欄に思いつくまま書き込んでいったら、新しい1年が少しずつ楽しみになってきた。

「これをするのは、この月がいいな」と時期を決めておくと行動に移しやすいし、忙しくなりそうな時期が前もって分かるのもいい。
自分だけの項目もあれば、誰かと一緒にやりたい項目もあっていい。

そんな自由な気持ちでつくった「理想の1年間のスケジュール」から、特に今年実現したいことを、noteにまとめてみました。


自立して生きる力を身につける

27年間、ずっと実家でぬくぬく育ってきた私も、今年からとうとう家を出てふたり暮らしをはじめる。

料理はほとんどしたことがないし(そのくせストウブの鍋だけは購入済み)、お金のやりくりもかなり苦手分野なのだけれど、彼に呆れられない程度に家事力を身につけて、計画的に貯金ができるようになりたい。

来年の今頃には、自分でつくったおせち料理で新年を迎えていることを願って……。


ふたり暮らしの中で、自分の生活リズムを掴む

恥ずかしながら、私は今まで「仕事をしながら家事もする」生活をしたことがほとんどない。(10日間だけなら、ある。)

そのうえ不器用で要領が悪いタイプなので、仕事が終わってから家事をして、彼とのふたりの時間も過ごして、さらには読書やSNSの更新もして……と日々の時間の使い方を想像すると、全部終える頃には朝日が昇ってきそうだ。

旅先でも、彼と一緒に過ごしていると目の前のできごとや彼との会話に集中してしまって(それ自体はいいことなのだけど)、それまでほぼ毎日行っていたInstagramの更新もおざなりになってしまうことが多い。

ふたり暮らしがはじまったら、やるべきことは今まで以上に増えるけれど、その中でお互いの理想の生活リズムをすり合わせながら、自分のリズムをつくっていきたいなあと思う。


自分に合った、健康習慣を身につける

毎年同じようなことを書いている気がするのだけど、今度こそは一歩、いや二歩くらいは前進したい。

昨年は、今まで週に2〜3回通っていたジムを辞めたため運動量が減り、肌荒れしてしまったり高熱を出してしまったりと、健康面では反省が多い年だった。

整体師さんによると「身体に疲れが溜まりやすいタイプ」らしく、もともと超夜型なのもあって、いまだに朝起きて「よく眠れた!」と感じることは滅多にない。「よい睡眠をとる」ことも、私にとっては永遠の課題。

今年は、自分に合った食事や睡眠、運動の方法を見つけ出したい……!

(今のところ、1日1ℓの白湯を飲むことだけはなんとか続けられている。今年はずっと気になっているアーユルヴェーダについてちゃんと学びたいな。)


"心が動く" ものに触れ、心の声を取り戻す

昨年、自分にとっていちばん大きなテーマだったのが「5年後、10年後、自分はどうなっていたいのか?」という問い。

前の年の冬頃までは何のためらいもなく「マーケターとして、市場価値を上げる」ことを目指して社会人生活を送ってきたのだけれど、「あれ、私のやりたいこと、違うかも」と気づいたのが昨年の春。それからは、自分が将来ありたい姿や叶えたいことについて、日々考え続けてきた。

今、なんとなく「やりたいこと」はみえているものの、それが本当に自分のやりたいことなのか(見栄やプライドといった不純物は紛れていないのか)、正直まだ自信がない。

というのも、昨年はSNSで他人のアウトプットに触れている時間が長く、「好きの基準」も誰かのものとすり替えられているんじゃないかという気がするのだ。

だから、今年はなるべく一次情報に触れる機会を増やしたいなあと思っている。旅や人との出会い、本、音楽、自然、芸術作品など……事前情報を得ずに触れてみて、感じたことを言語化していきたい。

その先で、自分の心の声を取り戻し、「本当にやりたいこと」がみつかりますように。


初対面の方から、言葉や文章に関する仕事をいただく

昨年は、仲良しの先輩から「PR小説を執筆する」というお仕事をいただいて、3年ぶり・人生で2度目のライターとしてのお仕事を経験した。

1度目も紹介してくれたのは先輩だったから、今年こそは初対面の方からも依頼をいただけるようになりたい……!

そのために、今年はもっと言葉や文章、PRの知識と経験を積んで、発信力を磨いていきたいと思っている。

noteも昨年は更新頻度が落ちてしまったから、今年はまた、週に1本は更新するのが目標。がんばります。


仲間をつくる・輪を広げる

昨年は、彼のことを友人たちに紹介する機会をつくることができて、大好きな人たちが繋がってゆく瞬間を目の当たりにするのがとてもとても幸せだった。

それ以外にも、先輩に「紹介したい子がいる」と声をかけてもらって素敵なご縁があったり、1年ぶりに同じ講座を受けていた仲間と一緒に企画をしたりと「つながり」を感じた年だった。

これからは、その「つながり」を点で終わらせずに、その先も続けていきたいと思っている。新しい仲間との出会いも、昔からの友人たちとの再会も、どちらの機会も多く持てる1年にしたい。

そして、ゆくゆくは一緒に仕事ができるような仲間の輪を広げられるように。たくさんの人と出会って、深く対話ができる年にしていきたい。


新居でホームパーティーをする

簡単そうにみえて、これには3つのハードルがある。

その1:彼も私も友達がそんなに多くない
その2:人を呼べるような内装を整える必要がある
その3:人様に出せる料理を作れるようにならないといけない


特に2に関しては、私のこだわりがかなり強いので、お金や時間と相談しながら理想のお家をつくっていけたらいいなあと思っている。

料理は、せっかく筋肉痛になりながらも持ち帰ってきた憧れのストウブで、おいしいご飯がつくれるように修行しておきます。友人のみなさん、これから出会ってくれるみなさん、ぜひ遊びにきてね。


淡路島のこぞら荘に泊まる

数年前から毎年「今年こそは……!」と言っている、淡路島の宿「こぞら荘」。今年こそは、ほんとうに有言実行したい。します。待っててね。


彼とふたりでライブかフェスに行く

音楽をほとんど聴かない彼と、夏は一歩も外に出たくない私だけど、今年こそは夏フェスかライブに一緒に行きたい。

いつも私の誕生日や仕事と被ってなかなか行けなかった森道に、今年は行くぞ……!


***

ノートにびっしり詰まった「やりたいことリスト」の中から、特に叶えたいと強く思ったことを書き出してみた。

どちらかというと時期を断定できないものが多くなってしまったけれど、1年間を通してすべてに「実現できた!」と言えていたらいいなあと思う。

今あるしあわせにも目を向けながら、未来の自分が少しでも理想に近づけるように、一歩一歩、進んでゆく1年にします。

今年も、どうぞよろしくお願いいたします ○



岡崎菜波 / Nanami Okazaki

Instagram: @nanami_okazaki_


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