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【Update】一歩前に進んだ今のこと、今後のこと

こんにちは、あるいはこんばんは。かっこいいスパイではなく、ただSPY x FAMILYにハマっているななみです。

先月27歳になって、歳を重ねることで自分の人生が本当に前に進んでいるのだろうか、何も変わってないじゃないかと、暗い気分で過ごしていました😇
今は少し心が落ち着いたので周りが良く見える気がしてます。実は、今まさに大きな変化が起きようとしていて、この瞬間で自分がどう動くかによって自分の人生にアクセルがかかるんじゃないかと思ってます。

ということで、最近私が新しく取り組んでいることをまとめてみました。一見バラバラの活動に見えるかもしれないけど、全部繋がってます!

一言まとめ:コミュニティ・オーガナイジングと新産業共創の2つの方法論でジェンダーバイアスをなくすためのジェンダー教育に取り組むよ。

&. ジェンカレのゼミ生になりました

5月から、ジェンダー平等な未来を拓く次世代のサードプレイス「ジェンカレ」にゼミ生として参加することになりました。ジェンカレとは、29歳以下の若者世代が各分野のトップランナーからジェンダー平等に関する最先端の知識を12回の講義を通して身につけながら、メンタリングを受け、同世代同士で交流しながら、それぞれが取り組みたいアクションの計画を5ヶ月通して立ち上げるプログラムです。

ジェンカレの代表は #男女共同参画ってなんですか で知っている人が多いかもしれません、櫻井彩乃さんです。内閣府男女共同参画推進連携会議有識者議員もされているので、同じジェンダーの課題に取り組む同い年として、日本の政治に積極的に働きかける彩乃さんは勝手ながら尊敬しています。普段は、自分がこういったプログラムの運営をする側だけど、これは私がゼミ生になりたい!と思って申し込みました。

💡ジェンカレでやりたいこと

ジェンカレに申し込んだ主な理由は、これまで自分がふんわりと語ってきた「誰もがジェンダーに囚われず自分らしい自分が好きになれる社会を作りたい」というビジョンを真面目にアクションに落とし込むためです。このコミュニティに参加すれば同じ志を持つ仲間と一緒に活動ができるかも、メンターからアドバイスもらえるし、日本のジェンダー課題の現状も学べる、最高の出発点!このコミュニティ、ポテンシャルしかない!そう思いました。

私が取り組むテーマは「ジェンダー教育」です。

私達の生活に根深く潜んでいるジェンダーバイアスや男女二元論を崩していくためには、そういった性別による偏見を言語化する知識とスキルが必要だけど、ジェンダー学やフェミニズムを学ぶ人は大学生でも少数派と言う現状。大学生の頃に立ち上げた当時LADYプログラムでは、ジェンダーの話しをしたい高校生が日本にいることは知れたけど、興味が無い多数派には届きにくかったのが課題でした。であれば、学校でジェンダーを学べたらどうだろう?小学校、中学校、高校にジェンダー教育を導入したらどうだろう?

アメリカ育ちでまともに日本の学校に通ったことが無い私が、こんな事を提案するのはどうなんだろうと思う反面、私が通っていたアメリカンスクールの高校でGSA(Gay Students Alliance)と言うLGBTQ+の啓発活動をする部活があったことで、授業で教わらなくてもジェンダーの多様性について意識する接点があったから、今の自分があるんだと最近気付きました。

ジェンダー教育と言っても、堅苦しい授業のイメージではないです。また、大学で教えるようなジェンダー理論をそのまま小学生に教えるつもりでもないです。子どもの年齢に応じて、ジェンダー/多様性/人権/エンパワメントの知識やスキルが身に着けられるカリキュラムを作りたいなと妄想してます。

&. コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン(COJ)の理事になりました

特定非営利活動法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン(COJ)の理事に6月から就任しました。2017年の冬にCOJのワークショップを受講してから、コーチや講師として仕事の合間時間にゆるりと活動を続けてきましたが、とうとう中の人へとお誘いいただきました。

2017年に性犯罪の刑法改正を実現したCOJ共同創設者の鎌田華乃子さん率いるBelieveキャンペーンの活動を身近に見て、日本の政治は変えられることを知って、その手法であるコミュニティ・オーガナイジングに希望を感じました。実際、COJの周りには「市民の力で社会を変えたい」と思っている人たちが全国から集まっていて、そんなコミュニティに出会えたことで自分も前向きになれました。日本は捨てたもんじゃないな。

💡COJでやりたいこと

ここから2年の任期では、自分の中に蓄積してきた資源を活かしながら、今まで以上に責任をもってCOJの活動に貢献していきます。主に、ソーシャルイノベーション界隈の人達との接点を作っていきたいです。

「市民の力」とは言え、色んな資源を動かせる市民が集まって共有目的に向けて活動した方が、社会をもっと大きく変えることができるはず。それは、去年パナソニックで開催したナラティブワークショップで特に感じました。

大企業、スタートアップ企業、アカデミア、行政、地域、ソーシャル、ユース、医療... 色んな分野に散らばっている同志や協力者と対話をすることから始まる。まずは、そんな対話ができるワークショップでもやってみたいですね!この考えは、本業のSUNDREDが広げている「新産業共創」と「インタープレナー」の概念から芽生えてます🌱

&. 新産業アクセラレーターのSUNDREDで3年目になりました

あっという間に、SUNDREDでのお仕事が3年になりました。コロナ真っ只中での転職で社員第1号となり、前例が無いままワークショップやカンファレンスの運営をしながらバックオフィスも回して、最近は採用もしていました。ようやく、来月から社員第2号が入ることになり、成長を実感してます!

SUNDREDでは、あらゆる社会課題を解決したい「インタープレナー」と言う個人("市民"と置き換えても良いかも)がそれぞれの所属や分野の垣根を越えて、より良い社会作りについて対話をしています。直近では、森林と人の新しい未来について考える「フォレストリバイタライズ産業」のチームが立ち上がりました🌳🍃

💡SUNDREDでやりたいこと

SUNDREDが運営するインタープレナーのFacebookコミュニティと未来を共創する対話の場フューチャーボードに参加する人達は大企業の新規事業部門からフリーランスと、所属は皆さんそれぞれですが、まだまだ学生、20代若手、ソーシャルセクターの人達が少ないので、そんな仲間たちを繋いでいきたいです。

そして、個人的に最近の推しテーマはジェンダードイノベーション:性差の視点を考慮した研究や技術開発です。4月には、お茶の水女子大学で日本初のジェンダードイノベーション研究所が設立されて、ジェンダーバイアスの無い化学の発展とSTEM領域での女性やジェンダーマイノリティーの活躍が期待されています。リベラルアールの女子大学で理系を専攻したからこそ、何かしらこの動きに貢献できるように頑張りたいです🌈

&. ポッドキャスト配信とメンタリングをReady&で続けてます

最近は、メンバーそれぞれお仕事が忙しいこともあって、Ready&の活動時間は週2-3時間程になってます。その限られた時間で何をしているのかと言うと、インスタグラムでのポッドキャスト配信です🎙

20代の私達の目で見る社会を毎週日曜20時頃に配信しています。過去には、ちょっと真面目にビューティースタンダード(美の基準)の話しや、カジュアルに好きなアーティストの話し、とりあえず思ってるままをゆったりと配信してます!

ポッドキャスト配信の追加で、ジェンダーの活動に興味がある都内の高校生1名のメンタリングもしています。週1時間程度ですが、高校でも塾でも教えてくれないジェンダーの話しをインプットしつつ、進路の相談や気になるジェンダーの課題について話し合っています。

&. 最後に

この3年間は、支援者側に立っていることが多くて、その分たくさんの学びがありました。COJのワークショップコーチや伴走コーチだったり、SUNDREDのプロジェクトやイベントのPMOだったり、お陰様で社会課題の捉え方や解決するための方法論が身についてきました。

でも、そろそろ自分が主体になって取り組める動きをしたくなってきました😂

頭で方法論ばかり考えるのではなくて、自分の手を動かして試すことで、もっとレベルアップできるはず。きっと、今はそういう人生の切り替えのタイミングだからこんなに新しいチャンスが回ってきたのだろうと、信じてみます。

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