記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

【ネタバレ】劇場版ハイキュー感想・ゴミ捨て場の決戦

ようやく観てきました!
念願のハイキュー映画、烏野vs音駒のゴミ捨て場の決戦。

入場特典の33.5巻を無事にゲット!

ハイキュー入場者特典冊子

でもパンフレットは売り切れてました……(号泣)
まだ公開2日目ですが??これは想定以上の反響ということでしょうか。

今後の入場者特典の配布日を公開してくれていて、ファンなら何度も足を運んで手に入れたいもの。
これは興行収入100億いけるのでは?と期待。

※特典が5弾→7弾に増えました。第2弾は3/9(土)から配布

第3弾  3月23日(土)~
第4弾  3月30日(土)~
第5弾  4月20日(土)~
第6弾  5月3日(金・祝)~
第7弾  5月18日(土)~

https://haikyu.jp/news/1929/

ハイキュー映画公式サイトより引用

アニメであれば1試合を1クールで丁寧に描くところを、劇場版として85分に収めなければいけないので、様々なシーンが端折られて満足する出来になるのか不安に思う気持ちもありました。

でもアニメの1話1話で制作されるのと、大スクリーンで丸々1つの作品として作るのは違いますね。
端折られてたシーンは数え切れないほどありましたが、コンパクトにまとめられたからこそのテンポの良さと、大画面・大音響は最高でした。

ハイキューきっての待ち望まれた決戦が、劇場版で観られて良かったです!!

映画オリジナルシーン


尺の都合上、原作でカットされたシーンがありますが、逆にオリジナルの追加シーンが!

冒頭、試合当日の朝を迎える研磨を起こす虎。
部屋を出て階段を降りる研磨がすごい寝癖で笑いました。クロ以上にひどい(笑)

日向からメールが。メールの文面でも元気!
今から戦う相手なのに、とおかしく思いながら返信する研磨に、クロが「チビちゃんはお前に勝ちにくるぞ」と。
チームとしての勝ちはもちろんですが、日向には研磨のバレーに対する感情を動かす目標がありますからね。

日向がそれについて触れるシーンも、早朝影山と一緒にいるシーンに変更されていました。

全体の感想


あとは合間合間で、これまでの回想が流されるのがたまらなかったです。
切磋琢磨して、積み上げてきたものを今ここでぶつけ合う。ライバル同士の戦いがより熱く感じられました。

観ながら数え切れないくらい涙腺緩んで崩壊したんですけど、試合開始して最初の1点を日向が研磨から取ったところでもう泣きました。
もう一回がない試合、ようやく始まるんだと。

1セット目は音駒が先取。
最後研磨が烏野の全員攻撃の意識を狙って、お見合いしてボールを誰も上げなかったというまさかの点の取り方に、原作読んだ時は驚きました。面白い〜!

2セット目はなんと、日向のナイスレシーブがそのまま音駒コートへ戻り、セットを取り返す。
日向はもうレシーブの穴じゃない。確実に成長している日向に泣けます。

最終セット、長い長い、長〜〜いラリーを続けて両者の疲労がピークになる中、研磨は1秒1秒を惜しむように、終わってほしくないと思っていて。
途中でコートに倒れ込んで、楽しい、と呟いて笑うのがもう……試合が終わった後じゃなくて途中から楽しくなったのがもう!!
言うならばこの時点で日向の勝ちなんですよね。

研磨がセットしようとしたボールが汗で滑りダブルコンタクト。反則で床に落ちます。

試合終了した後、クロにバレーを教えてくれてありがとうと言うのも泣きました。

日向も最後勝ったことに気づかずローテ回そうとしていて、ずっと試合を続けていたい、楽しい、終わってほしくないと願いながら戦うのって本当に珍しいというか、初めてなんですよね。

そもそも最終セットがデュースにならないですし、練習試合であんなに苦戦した音駒相手なのに25対21と点差をつけて。
呆気ない、もう終わり?とこちらも感じてしまうほどに。だからこそ、まだ見たかったと思えるし、音駒も負けた悔しさより祭りが終わったなあという気持ちが大きいのかなと思います。

主題歌のオレンジの歌詞が本当に刺さります……!

あと、音があるアニメだからこその演出も映えてました。
研磨が日向に、「ずっと面白いままでいてね」と言うシーンで無音になるのは鳥肌が立ちました。

思惑通り、鳥籠に日向を閉じ込めて動きを封じた研磨のつまらなそうな表情。悔しく色々考えを巡らす日向。
このあたりは原作読んでて苦しかったので、アニメになることで研磨がちょっと怖かったです……

ツッキーがクロに、かつてただの部活と言った相手のクロに最近バレーがどうかと聞かれて、ごくたまに面白いと答えるのがも〜!
試合終盤で笑うのも、研磨と同じくらいツッキーもバレーに対する意識が変わっていって、成長が眩しいです。

入場者特典の描き下ろし漫画が最高!


極め付けが入場者特典の描き下ろし漫画!
古舘先生が入れたいと思っていたけど原作の流れを考えてカットしたという。

もし最後、研磨がボールをセットできていたらどうなっていたか。
考え始めると頭の中でもラリーが終わらず疲れてしまうというのは笑いました。
普通なら後悔の残るプレーになってもおかしくないのに、そうやって繋いでいたらを考えて笑えるのが音駒らしいなと安心しました。

古舘先生、こんな話を描いてくださるなんて。センスが神。感謝してもしきれません。本当にありがとうございます!

カットされて惜しかったシーン


カットされたシーンで、これは入れてほしかったなあ〜というところ。

・猫又監督と養飼監督の学生時代
・クロと研磨の出会い、クロが幼少期人見知り
・レシーブ後スパイカーの邪魔にならないよう避ける西谷を褒める夜久(褒めた理由がカットされた)

上げたらキリがないのですが、ストーリー上なくても問題ないけど、欲を言うなら観たかったです……!

映画続編はいつですか?


音駒戦、エンディングの後に烏野の次の対戦校、鴎台の星海が。
日向とどちらが小さな巨人か決めよう、と宣戦布告。

映画がシリーズ化されましたし、次回作は鴎台戦。
アニメはスローペースなハイキュー、果たして映画化は何年後になることやら……
いつになっても観れることを楽しみにしています!

今はゴミ捨て場の決戦、何度も映画館に足を運んで観ます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?