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はじめまして。

はじめまして、ななみちかと申します。
普段はカフェで働きながら
古紙からできた紙粘土で創作人形を作ったり
家具小物を作ったりしています。
2016年頃から人形作りに目覚め
様々な粘土を使って創作してきましたが
紙の暖かさと有り難みに気が付き
2023年終わり頃から古紙からできた紙粘土を
一から作り、作品にしてきました。

この度、販売することになった作品たち。
ブランド名を ||:Doulia:||(ドゥーリアドゥーリア)にしました。
ドゥーリアとは産後のお母さん(赤ちゃんをケアする存在)をケアする人のこと。
今働いている職場のカフェの周りには病院や介護施設が多数あり、病院関係や介護関係、また自宅で家族を介護する方々が多く来店します。
いつの間にかケアしている人をケアする存在になった店。そこで働き出してふと思うことがあります。

ここで働く私たちのケアは誰がしてくれるの?

私自身、人間関係のストレスからメニエール病になり5年経った今でも聴覚過敏で生きづらさを感じながら働いています。
「聴覚過敏に出す薬はない」と言われて絶望して病院から帰宅した時、作りかけの私の創作人形が目に留まりました。
なんだかクスッと笑ってしまうような姿に愛おしさと癒しと幸福感を感じ、これだ!と思いました。
ケアする人のケアをする人のケアが出来る作品を作ろう!と。

古紙からできた紙粘土は物凄く扱いにくいです。
造形もしづらく、乾きにくい。
けれど出来上がると紙の暖かみとザラっとした質感、絶対に同じものはできない世界に1人だけの私たちのような人形たちが誰かの癒しになれたら、こんな嬉しいことはありません。
また同時に、誰もが誰かのドゥーリアになれたら世界は平和なのになと、そんな願いも込めて…。







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