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夢追い人に振られたお話


友達に勧められたnote

今の気持ちってめっちゃ大事やけど何ヶ月かしたら忘れちゃうから未来の自分用にnoteに書いておくの、だから始めな。
って親友に勧められた

確かにそう きっと忘れちゃうから書こう

言葉にするのは苦手だけど書いてみよう
そんな夏の終わり


一番最初に投稿するnoteが振られた話なんてどうかしてるかなとかちょっと思ったけど、


私の第二章の人生はここから始まると思っている。



すごく衝撃やったんやもん
急に振られたから、、、



気づけば知り合って10年くらいの付き合いやったのかな

いろんなすれ違いとタイミングが重なり、小説みたいな恋愛をした。


出会った時から彼は特別な存在で
ずっと彼は一途に私のこと思ってくれてる知る人ぞ知るとても素敵な人やった

私もずっと大好きで気付けばこんなに月日が経っていた

やっと結ばれた糸だったから
ずっと一緒におるんやろうなあって、周りからもそう言われて、私たちもそう思ってた

色んなところに行った。
日本中も海外旅行も、どれも忘れられない思い出になった。
東京と大阪の遠距離恋愛もした。
学生時代から社会人、色んな出会いがある、変化のある時代を共に過ごした


いろんな将来の話をして、
夢追い人の彼は自分の店を持つことが夢でそのためには何でもする人誰よりも真っ直ぐな人やった
仕事をするようになってからは
忙しない日常を生き急いでいて、デートに行く時間なんてあんまりなかった。私は全然平気だった、むしろ幸せやった

将来一緒にカフェとかできたらいいなぁなんて冗談か本気かわからない話をして


"久しぶりにデートしよう!!"


ってそんな話をしてたのに、、、



そのデートに行くことはなく私たちの関係は終わりを迎えた



彼は愛情表現も何でもかんでも全部言葉にしてくれる人だったから私ほんまに振られるとなんか思ってなかった、衝撃的やった、、


"色々なタイミングが重なって、
そうゆう時が来たんやと思う"


って、、、



よくわからない曖昧な意味深な言葉で…


なんで?なんで?って文字と言葉が頭の中をぐるぐるまわってた


"もう全部決めたから"
と言わんばかりの顔をして言われた


全く予想もしてなかった。


誰に話しても、無責任すぎやろとか、めっちゃ自分勝手やん、ひどいなってみんなそう言う


確かに私もそう思う


でも、


ずっと近くで見てきたから、見てきたつもりだから、彼を否定するつもりはなくて、

彼の言ってることは理解できた

その時が来たんや

って、、、


わかる気がするから、してしまうから
反抗することも怒ることも、考え直してほしいって伝えることも


何もできずにお別れをした。




私には
別れること
とはまた別の悲しさの方が大きかった。

私たちを繋いでいた何かは
こんなにも呆気なく切れてしまうんやと
私たちが一緒に過ごしてきた月日は
"タイミング"という都合のいい言葉で
壊されるほど脆くて薄いものやったんやと


今までの時間はなんやったんやろう…


どうしてそう思わせるような振り方をしたの?



そんな風に考え出すと

全部一人で決め切った彼に
かける言葉は何も浮かばなかった



もう会えない、触れられない、話せない
そんな悲しさなんてどうでも良くなるくらい


ずっと大切に心の中に居た思い出さえも
全て崩された。



それが一番辛かった。



どうせお別れするんやったら、
一緒に過ごした時間は楽しかったなって
いろんな経験をして大恋愛したなあって
そう思いたかった。




何にも変わることのないかけがえのない時間で
間違いなく幸せやったと





そういう思い出にしたかった



最後くらい私のことちゃんと見て欲しかった…


どうせ最後なら

もっと違う最後がよかった




何事にもあまり後悔することはない生き方をしていると自分自身感じる。だけどこれだけは後悔している。別れたくなかったとか、もし戻れるならずっと一緒に居たかったとか、そんなことは思ってても言わない。思っていない。



ただ、私の中で最悪の終わり方だった



そんな気持ちです。



"これまでの人生よりも
これからの人生のほうが長いわたしだから
大丈夫だと思うことにしました

いまはみすぼらしく
誇るものもあまりないわたしだけど
大丈夫だと思うことにしました

昨日に別れを告げ、生きていく今日があり
今日に別れを告げ、生きていく明日があるから
少しは気持ちにゆとりを持つことにしました"


そんな本の一節に救われて
私らしく生きていこうと思います


失恋は人を強くします
大丈夫
大丈夫
大丈夫



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