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気づいたらカルト宗教の勉強会に参加してた話 #2

最近、食べ過ぎて体重が増えてしまったなと反省しているnanamiです。

投稿が空いてしまいましたが、今回はカルト宗教の勉強会がどんなものだったか書いてみようと思います。
カルト宗教の勉強会に参加するまでの話はこちらから!
https://note.com/nanami9266/n/n8a5a09991fba


なぜカルト宗教の勉強会と気づけたのか

まずはじめに私がなぜ「カルト宗教の勉強会だ!!」と気づけたかについて先に書いておきます。
勉強会に参加していく中での違和感もあったのですが、
決定打はカルト宗教の関連組織の動画を見せられて目が醒めました。(それまでなぜ気づかなかったんだ、、、)
動画の内容はこの記事の後半に書きますが某カルト宗教と似たような動画を見せられて視聴後に調べたらカルト宗教だったというオチです。

勉強会の概要

さて本題の勉強会の内容についてです。
具体的な布教活動をしたいわけではないので詳細な内容は伏せていきますが、可能な限りポイントを押さえて書こうと思います。
たまたまこの記事を目にして内容が似ているならそれはほぼ100%カルト宗教の勉強会です!自分の人生が大事ならすぐに逃げて!!

勉強会の頻度

週に3回、朝or夜に1.5時間くらいでzoomもしくは対面で実施されていました。
ところが勉強会が進むにつれて週4回(+任意参加1回)というほぼ毎日実施になりました。

勉強会のルール

主なルールは下記の4点でした。

  • zoom参加者は画面ON、マイクONで参加

  • zoomの録画禁止

  • 出会い目的の参加禁止

  • 勉強会の内容をほかの人に言いふらさない ← カルト宗教らしい制約

勉強会の主催者たち

講師と呼ばれる人が1名とアシスタントとして講師がサポートできない部分をサポートする人が3名いました。
(ちなみになぜかみんな白いジャケットを着ていました。よく町中にいる宗教勧誘の人のようです。)
また、勉強会に欠席しそうになるとアシスタントの人から連絡が来て何とか勉強会に出れないかとしつこく言われました。

勉強会の内容

初級、中級、上級と徐々に難しくなっていくという話がされていました。
(私は中級に行くか行かないかくらいで逃げました。)

最初のころ

はじめは紹介してくれた自称心理学者Xの話の通り自分について知ることを中心に話が進んでいました。
マズローの欲求階層説などを紹介していました。
説明自体はあっていたと思われるもののところどころに今後の勉強会に通じるような解釈を入れて説明されていました。
▼参考までにのNRIの解説をおいておきます。

段々様子が、、、

2~3週間後にはいよいよ聖書の出番となって自分のことを知るには聖書だ!!という話になっていきました。
神様が住む場所が私たちの心なんだ、だから神様を知れば自分を知れるんだといった内容で勉強会が進んでいきました。
ときど勉強会で学んだ○○のことをこの映画で表しているから映画鑑賞をしましょうということもありました。(著作権違反じゃね。)
そして今までアシスタントと呼ばれていた人を伝道師と呼ぶように言われたり、返事がアーメンとなったり宗教色が強くなっていきました。

この時点でなんか変だなと思いながら参加していましたが、お金をとられるわけではないし、〇一教会のことも悪く言っていたので宗教勧誘でもないかなと信じていました。

勉強会の参加以外にやらされたこと

  • 勉強会後に送られてくる質問(マストで勉強会の感想)に回答すること

  • アシスタントからのLINE対応

  • アシスタントから定期的に来る面談の対応

  • 聖書を読む

  • 朝にお祈り

  • 困ったことがあったらお祈り

  • 授業前にお祈り

今思い出しても一番いやだったのはアシスタントとの面談でした。
「いつ空いてますか?」と聞かれて候補日を送っても返事が来ず、
候補日の当日になって「この時間でできますか?」といわれるため自分の時間が無くなっていました。
今にして思うとこれも外部との接触を遮断させようとしていたのかなと思います。

そして見ていただくとわかる通りお祈りお祈りお祈りとことあるごとに祈りましょうと言われ続けました。
何かあってこうしましたというと決まって
神様の霊が入ってよいアイデアが浮かんだんですね」といわれてました。
(変なところは自己肯定感高い人間なので私のおかげだよ思いつつも黙っていました。)

ついに知った勉強会の正体

真面目だったので任意参加のものも含めた勉強会を休むことなく参加して主催側からは良く学んでいたと認識されていたと思います。
そんなときに少人数での勉強会が開催されて冒頭のカルト宗教と分かった動画を見せられました。

動画の内容

内容はカルト宗教がおそらく隠れ蓑としているNPO法人の動画で
「平和になるために教祖様の元でこんなことを行っています!!ステキでしょ!こんな人も参加しているんです!!」
といった趣旨の動画でした。
動画編集を少しかじっていたので動画の内容より編集技術のなさのほうが気になりつつも「これは以前ニュースで見た〇一教会と似てるぞ。。結婚相手を探していないだけでめっちゃあやしくね?」と、、、
そして次のように講師が言っているのを聞いてとりあえずこの時間がおわったら調べようということで気づきました。

ネットはうその情報まみれだから、サタンが支配するこの世の中と一緒だから。これから教祖については勉強会でお伝えするので楽しみに待っててください。
教祖はサタンによってありもしない罪で起訴されたんです。でも無実だったから釈放されたんです。これもサタンのせいです。

勉強会後の講師の言葉

どうやって気づいたのか

私自身、振り返ると洗脳に近い状態にされていたと思います。
それでもこれがカルト宗教で危ないと気づけたのは講師のこの言葉です。

サタンによってコロナ禍でありもしない罪で起訴されたんです。でも無実だったから釈放されたんです。これもサタンのせいです。

勉強会後の講師の言葉

起訴されたなら事実として残ってるでしょということで、
調べると確かに起訴されて一部の罪については不起訴となっていました。
ただし、お金周りの罪に関しては起訴されていました。
本当に「サタンによって~」というのであればお金周りの件も言うべきではないか。
一度、対面授業に参加したときに謎に勉強会の設備が整い過ぎていたのは信者からの献金があるからじゃないか。
という疑いが強くなり見せられた動画の組織の裏にはカルト宗教がいることがわかりました。そして色々ともめていることなどを知りました。

勉強会後のアンケートも決定打に

そしてこの勉強会後にアシスタントから今後の授業に進むためのアンケートが送られてきました。
そこには氏名や住所、国籍、神様に約束することを書く欄がありました。
神様はGoogleフォームのアンケートなんて見ねぇだろ!!
と声に出して突っ込んで幕を閉じました。
(個人情報書かせる時点で怪しさ満点、、、)

この経験での気づき

まだまだ書き足りていませんがこの経験を通しての気づきとしては
出会って間もない人を信じるな
これに尽きます。
そして怪しいと思ったら全力で逃げましょう。

信仰の自由は尊重されるべきですがカルト宗教で自分の人生をカルト宗教の教祖に食い物にされる人が減ることを願います。
気が向いたら次回は勉強会の間にあったことを書こうと思います。

長文を読んでいただいてありがとうございました!

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