タミグラin横浜赤レンガに参加して器の大きさを感じたお話

皆さま日々の業務お疲れ様です。納豆は賞味期限が過ぎてからが勝負と思っている方、ななみです。深みが大事。

去る4月2日、タミグラin赤レンガに参加してまいりました。赤レンガ会場での開催は実に３年ぶり。

最近Twitterでラジコン関係のことを呟くモチベが不思議と下がりきっておりますが（ラジコン自体に飽きてるわけではないしむしろ深みにハマりすぎて呟く暇が無い）2019年以来久々のタミヤ公式レースに参加して、タミグラというイベントの良さを改めて感じることができました。前回出場時はなにがなんだか分からないまま（かえひろみさんとハイタッチして門田選手のごとく肩を脱臼しかけました）終わりましたが、2年半の間を空け、その間に得た仲間や経験のおかげで最初から最後まで楽しむことができました。

AM7：00。すでに100名くらいの列が

今回は前回に引き続きタミグラ☆フレッシュクラスにエントリー。今回含めてあと3回出場することができます。叶うことなら永久にフレッシュクラスに出たい。レースごっこができればそれで十分なので･･･。

今回の出場マシンは1996年発売のファイターバギーRX。当時コロコロコミックで連載されていたミニ四ファイターVに鮮烈なデビュー（主観）を果たし、直後にジャスコでプロポセットで売られてるキットを見つけてパピーにめっっっちゃダダこねて買ってもらいました。当時の値段は忘れましたが、5桁の値札は間違いなくついてたので超気合いを入れてダダをこねました。しかしパピーも若い頃はラジコンにどっぷりハマってたのでワリとアッサリ審議が通って拍子抜けしたのも良い思い出。センキューパピー。

メカ類ももちろん当時モノ。これが後に悲劇を呼びます。

実家で発掘した時の写真。実はダンパー組み間違えてます。

当時放送されていたタミヤRCカーグランプリ。そこでファイターバギーRXワンメイクレースが開催されてた（されてましたよね？）のを見て「自分も出場したい！でも静岡は遠いわ」とその想いは胸に秘めて早26年。当時のななみ少年が今の自分を見たら「そんなに社会性あったっけ？」と訝しがられること間違いなし。コツは自分に合う人を大事にして、あとはテキトーでいいんやで、と当時の自分に言ってあげたい。

ポンダー設置のこと全く考えてなかったのでルーフ後方のこの位置です。

ドライバーズミーティングで鎮座するファイターバギーRX。もうこの時点で目的の9割は達成です。

この時は阪神タイガースの負けっぷりは予想不可能でした。ビッグウェーブ打線ってなんだよ。

特にセッティングなんてしませんが腰が辛いので机とイスはあった方がダメージ軽減できて幸せになれます。あと居場所を作っておくと挙動不審にならずにすみます。

メニュー写真との差異は気にしてはいけない。

昼食は崎陽軒のシウマイ麻婆丼。当然ですが土曜日なのでめっちゃ混んでます。

タミグラと赤レンガの雰囲気を堪能している時に悲劇は起こります。

星馬豪のように蒸気の中で修理したい。

ファ、ファイターバギーッッッ！！！

クラッスュに巻き込まれた時にまずリアのボディポストが根元から折れ、さらにテコの原理でボディが浮き上がったところ、フロントノーズに一気に負荷がかかりバッキリ割れてしまいました。さすがに四半世紀前の樹脂ですからね。柔軟性なんて皆無です。

しかしこれではボディの固定ができないのでレース続行は不可能。

予備マシンのくせにエアレーションダンパー装備してたりメカ類が一気に近代的になってますが気にしてはいけない。

こんなこともあろうかともう一台持ってきたので事なきを得ました。割れたボディを補修するテープだったりフロントタイヤを貸していただいたりとまたしても皆様の優しさに生かされてしまいました。

そしてひっそりとリアにハイデンシティタイヤ。

逆光かガッツリ影が入るかの2択だったのでこのアングルです。

こうして四半世紀前からの念願だった「ファイターバギーRXでタミグラに参戦」の夢は叶えられました。やはり当時モノのマシンではレースに耐え切れずにファーストラン当日にラストランにはなりましたが。

昨今の情勢の影響で約2年半の空白はありましたが、そのおかげで前回とは違って仲間たちと参加できたこと、そして各々が持ち味を存分に発揮できるタミヤRCカーグランプリの器の大きさを改めて感じられる場所でしたね。こんなイベントそうそうないですよ。

そして26年前から幸せを運んできてくれたファイターバギーRXよ永遠に。

ここまでお読み頂きありがとうございました。それでは良きラジコンライフを。

タクシーの中でレース中止の一報を知る

雨天のため翌日のレースは中止。幻と化したステッカーだけ頂けました。