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ミャンマー出身の新メンバーにビルマ語を教えてもらって思ったこと。

先週、ナナメウエにミャンマー出身の人が入りました。キーンさんという方です。

ミャンマーの人と、キーンさんと出会った時人生で初めて接したかもしれません。なんとなくずっと気になっていたミャンマー、本当に全然知らない。中学生の頃、地理学のテストのために頑張ってミャンマー、ヤンゴン!ミャンマー、ヤンゴン!と首都の名前を暗記していた記憶が残っていて、それだけ覚えていたが、ミャンマーの首都はもうヤンゴンじゃなくなったことに今日やっと気づきました。2006年にネピドーに遷都した。らしいです。

植民地時代から、今にも続く様々な問題はがあることや、貧困格差の問題や少数民族の差別問題のこともなんとなく聞いていました。

またミャンマーといえば友達の旅行の写真にピカピカ光っていた金のパゴダ、回転してそのまま空に飛んで行っちゃいそうな不思議の形。もちろん、回転はしていません。子供の時に遊んでいた独楽にちょっと似ているなだけで勝手に同じ回転することを想像してしまうということですね。

この前社員旅行があって、みんなで台湾に行ったんですが、今度どこ行こうかな〜という話になって、やっぱりキーンさんがメンバーになってくれたのでミャンマーもありだな〜という話も。やあ、行きたい!やっぱり、気になる!

ヤンゴン、パゴダ、多民族国家以外に「ミャンマーといえば」ミャンマーの独自の文字が思い浮かびます。ビルマ文字

ミャンマーという国では用いられている言葉が何個もあるみたいです。ビルマ語を母語とする人は人口の7割を占めているそうです。

丸っこい文字でたまに箱の中に入っているみたいなイメージ。基本字母が33個だけ。ここでランチの時に色々説明してくれていたキーンさんは中国語とかよりは全然楽だよー!と言っていたんですけど、アルファベットだけでも真面目に勉強してみたらけーーっこう複雑でした。

組み合わせが出てきます。文字は音を示しているわけですが、二つ組み合わせてみると別の音が生まれる。同じ音を2つの組み合わせで表現できる。そしてもちろん、そもそも発音できない記号もあります。あーあ、楽しいけど難しい!

そこでキーンさんに言われたミャンマーfun factは・・・

ミャンマーの人、普通、苗字がないという!名前だけです。しかも(これはウィキペディアの記事に書いてあってキーンさんも言っていました)名前は生まれた曜日によって使用される字が決められる!

苗字がない話、インドネシアの友達に聞いたことがあったんですが、生まれた曜日によって名前が決まる話は初耳。面白い!

やあ、楽しいな。

今回色々な話をしてふと思ったんですが、ミャンマーってなんか知ってるつもりでいて、実際はよく知らないままだったんですね。そしてよく考えてみると自分の中でほとんどの国はその状態。いつかどっかのニュースで聞いて、Twitterでちょろっと情報みて、深く考えずに「そういうとこね、なるほど」と頭の中でぼんやりとしたイメージができてしまって。そしてそのイメージが変わるきっかけがなければ、ずーっとそのまま。

でも、ナナメウエという職場は、色んな人がいて、自分の中で何かが変わってしまうきっかけになれる出会いがあるんです。大手の多国籍企業はどうか知らないが、きっと、人数のそれほど多くないチームじゃないとなかなか出来ない話もあると思います。距離感が違います。

贅沢な環境だな、と思いました。この感覚を大事にしたい。

もっとみんなと色んな話をして、色んなことを学んでいこうと思います。

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