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前を向けない日はある。でも、明けない夜もない。


人間、ずっとポジティブではいられない。


前を向けない日だってある。

気持ちが沈む日もある。


ポジティブになれない時に、ものすごいポジティブな情報が目に入ったり、無理矢理ポジティブに振舞っているようなトーンを見ると、「いや、今は無理だからカンベンして・・・」と暑苦しく感じてしまう。


相手には相手の時間があるし、お互いのタイミングが合わなかったというだけのことなので相手が悪いわけではないんだけど、それでも堪える時もある。やっぱり見るのが辛いと感じる時もある。


きっと、そうありたいと思っている理想の姿と、そうなりきれない現実の姿のギャップに苦しさを感じるからなんだと思う。



ネガティブはいけない。

ポジティブに振舞え。

常に笑顔でいろ。


わかりきっているぐらいの正論。

その正論の通りになれればどれだけ生きやすいことか。

それでも、そう分かっていても、できない時はできない。


転んで打ちどころが悪ければすぐには走れない。

足を骨折している時に「走れ!」と鞭を打つことはできない。

私たち自身にはそうしてしまいがちではあるけど。


走れない時は歩いてもいい。

歩くのもしんどい時は一旦止まってもいい。どこかに座ってもいい。

もう今日は無理だと思ったら割り切って休んでもいい。

辛いと感じたら一旦離れてみるのもいいと思う。


「もうおしまいだ」と思うぐらいものすごく気持ちが沈んでも、気が済むまで寝たら、朝起きた時にはだいぶ気持ちが落ち着いてることもよくある。

人間の体ってすごいものだなぁと思う。


当たり前のことかもしれないけど、転んだら立ち上がるまでには時間が必要なんだ。

すぐに起き上がれる日もあれば、打ちどころが悪くて時間がかかる日もある。

でも、それでいいんだと思う。

その山あり谷ありこそが人生なのかもしれない。



辛いと感じているのは、変わろうとしている証。

立ち上がって進もうとする前の段階。


前を向けない日もあるけど、明けない夜もない。

長く感じる夜もあるけど、朝になれば必ず日は昇る。


朝になればなにかが変わるはず。

一日一歩でも進めたらそれでいい。


千里の道も一歩から。


先は長い。なにが起きるかわからないけど、

「なんとかなる」と言い聞かせながら、ゆっくり行こう。




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