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noteをはじめたくなったのは、『ある1つの記事』がきっかけだった


こんにちは。ななつきです。

今回は、私がnoteをはじめようと思ったきっかけについて、書いていきます。


結論から先に書くと、はてなブログ、Wordpressと渡ってきたけど、ある記事がきっかけで『一周回って、文章に集中できるシンプルな世界っていいよねと思ったこと』が決め手になりました。

その決め手に至るまでのことをこれから書いていくので、興味があったら読んでみてね。(約2500文字)


まずタイトルについての話をする前に


今年は2020年。さらに考えてみたらうるう年ではありませんか。

そのことに気付いた私は、先週ぐらいから考えました。


「2020年という響きの良さ。しかも4年に1度のうるう年にスタートするっていうのも、なかなかオツなものじゃない?」


凝り性なところがあるのは私の性分ですが、せっかくなら気持ちよく始めたい。

そんな思いから、今にも開設したい思いを抑えながらなんだかんだで今日を迎えたので、勢いで始めてしまったところもあります。


過去にブログを何度かやっていた経験があって、前々からnoteのことは気になっていたんですが、はじめるための強いきっかけがなく、静観して終わっていたんですよね。


しかし、今は差し迫った事情によってレンタルサーバーやドメインも解約してしまい、ふたたびゼロの状態に戻ってしまいました。


それでも、

「また文章書きたいな・・・」

「ブログやってみたいなぁ」

という熱が今月ぐらいから戻ってきまして、


「あ、そういえばnoteがあったなぁ。やったことないけど、いい機会だし始めてみようかな?」


と思いはじめたのが今回、というわけですね。


もともと、noteのシンプルな感じ、すごくいいなぁと思っていたんです。

言葉に集中できるっていうんでしょうかね。



シンプルなデザインで文章に集中できるという点では、noteと似ている『はてなブログ』もやっていたことがあります。ただ、当時は投稿するまでがややこしく感じて、私には合いませんでした。


「長い目で自分のメディアを育てていくならWordpressがいい」ということはブログをやっていた頃の経験から分かっています。


とはいえ、素材の画像を集めたり、装飾をしたり、といったことを投稿するまでにやる必要があるので、諸々の準備の時間のほうが文章を書く時間より長いということもままある。そこで更新が辛いと感じてしまうこともあったのがこれまでの私でした。


「その点、noteはどうなんだろう」と。


もしかしたら今回はカチッとピースがハマるかもしれない。


そうだよ、興味があるなら試してみたらいいじゃない。

失うものなんてないんだから、試してみる価値はある。


そんな思いを心のどこかにしまいながら偶然見つけたのが、今回のタイトルにある記事でした。



マネタイズ前提のメディアとしてより、頭の中にある言葉を綴る場所が欲しかった


ということで、背景を説明したところでタイトル回収。

もともとのきっかけは覚えていないのですが、えとみほさんこと、江藤美帆さんのこの記事に偶然行き着いたことがnote開設の決め手になりました。



この記事を読んで私の心の中に浮かんだのは、


「ああ・・・この感覚、忘れてたなぁ」という言葉でした。


見出しの"普通のなんでもない日記みたいなブログが読みたい"を目にした時点で、ずっと奥に眠っていた気持ちを呼び起こされたような感覚になったんです。静かにハッとさせられた・・・といえばいいのか?(わけわからん)


昔は、ブログで自分の好きなことや思ったことをそのままに発信するのが楽しくて、時々間隔を挟んだりしながらも続けることができていたなぁと、この記事を読んで思い出したんですね。

それが今では、アフィリエイトという言葉が認知されるようになり、ブロガーと呼ばれる人たちも増え、マネタイズの手段としての印象のほうが強くなっています。


かくいう私も、曲がりなりにもそちら側にいた人間でしたし、PVがどうだの、SEOがどうだの、ユーザーに喜ばれるコンテンツはどういうものだの、メディアを成長させるための戦略に頭を働かせようとしていました。


しかし、そういうことを続けているうちに、もともとの部分を見失っていった。

あれもこれもと自分に制約をかけ続けていくにつれて、文章をひねりだすことが辛くなっていった。


「あんなに好きだったはずなのに、文章を書くのってこんなに辛いことだったっけ・・・」


ブログを更新することを考えるのも、Twitterを開くのも辛くなるぐらい頭が痛くなったり、とてつもない疲労感を覚えて、一日デジタルに触れない日を設けたことも何度もありました。


そんな私が、このえとみほさんの記事を読んで感じたのは、


「そうか、私がやりたかったことは、マネタイズなどを深く考えずに、素直に言葉を紡いでいくことだったんだ」


ということでした。


そしてnoteには、言葉に集中できる環境がある。


私もこれまでnoteの記事にたまたま行き着いたということは何度もありましたが、どういうわけか、いつもスイスイ読み進めている自分がそこにはいました。


私がいまnoteに感じていることは『noteには素直な言葉が綴られているなぁ』ということ。

誰かが日常で心の中に抱えている感情や風景、その一部を垣間見ることができる。

それはブログもそうなんだけど、ブログとは似ているようで違うなにかがある。

「これがオススメです」と広告が散りばめられていたり、装飾でいっぱいのカラフルな昨今のブログではなく、古き良き時代に立ち返ったかのようなシンプルな世界。


まだ多くを見ているわけではないですし、有料コンテンツ前提として見ている人もいるでしょう。ゆくゆくは私もなにか有料コンテンツを配信する日が来るかもしれない。


それでもいまは、マネタイズ前提で考えるよりも、『140文字では表せない、自分の感じたことを素直に綴れる環境』として、ここに身を置いてみようと思います。


自分のためにも。

そして、同じような考えや疑問を持ちながらも、それが認められず、心の中で息苦しさを感じて生きている、世界のどこかにいる『あなた』のためにも。


追記 (2020年3月10日):

最近、中村 英里さんのこの記事を見つけて、こちらも「あ、これだわ・・・」とビビビッときたので、紹介させていただきます。

この頃は自分の欲求にとても忠実だったし、感じたことを素直に表現できていた気がする。
何のフィルターも通していない、嘘のない言葉たち。
こんな言葉を、もうずっと書いていなかった気がする。

今回私が記事で書いたような『情報発信を意識しすぎて行き着いた疲れ』に関連する内容が書かれていました。興味のある方はぜひどうぞ。




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