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人見知りにとって、「大人っぽいね」は褒め言葉じゃない件

「〇〇さんって大人っぽいですよね」
つい先日、美容師さんにこう言われました。

こんにちは、機械エンジニアのはくです。
普段は、メーカーで機械設計の仕事をやっています。
今日は、先日美容師さんから言われた一言について。

「大人っぽい」って褒め言葉に聞こえるけど、人見知りの僕にとっては、褒め言葉ではありません。
他に褒めるところがなくて、絞り出した言葉に聞こえるから。

みなさんも、同じような経験ありませんか?

僕は「大人っぽい」とよく言われる

美容院に限らず、僕ははじめて会った人とかによく「大人っぽいですね」と言われます。
たとえば、職場の上司や同僚、学校の先生とか。

雑談している時とかに、ふと「〇〇って大人っぽいよね」とよく言われます。
多分、僕があまりにも静かでしゃべらないから、気をつかって言ってくれてるんだと思います。
太っている人を「ガタイが良い」と言ったり、ちょっと変わってる人を「ユニーク」と言うのと同じ感じ。

だから、僕にとって「大人っぽい」は褒め言葉じゃない。
むしろ、「また人見知りを発動してしまった」と思わされる言葉です。

「大人っぽい」=「大人しい」だと思う

僕の勝手な思い込みかもしれないけど、人見知りの人は「大人っぽい」ってよく言われるんじゃないかと思います。
人見知りって、引っ込み思案であましゃべらない人が多いから、初対面の人にとっては「大人っぽい」と感じてしまうのかも。

だから、僕の中では「大人っぽい」=「大人しい」という認識。
よく言えば大人っぽいだけど、悪く言えば「無口・暗い」です。
僕自身、暗い性格がコンプレックスだから、大人っぽいと言われても嬉しくありません。
たまに言われるくらいなら嬉しいかもしれないけど、何度も言われると逆にへこみます。

「大人っぽい」は褒めるところが思いつかない時に言う言葉

だから、「大人っぽい」は、僕にとって褒め言葉じゃないです。
「落ち着いてる」とか、「やさしそう」も同じ。
無口で話しかけづらいから「大人っぽい・落ち着いてる」、度胸がないから「やさしそう」と思われてるんだと思います。

「人見知りは長所だ」とかいう本をみると、だいだい「人見知りの人は空気が読める・気配りができる」と書いあるけど、コレって割と誰にでも当てはまると思います。
当たり障りのない言葉だから、褒めるところが見つからない時に便利な言葉。
「大人っぽい」もコレと同じです。

僕はこう褒められたい

ちょっとネガティブな内容になってしまったけど、僕は褒められるのは基本的に好きです。
どちらかと言うと褒められて伸びるタイプ。
なんなら、もっと褒めて欲しいって感じです。
ただ、「大人っぽい」は僕にとって褒め言葉じゃないってだけ。

僕が褒められて一番嬉しいのは、「実は〇〇だよね」っていう言い方です。
たとえば、「実は頭いいよね」とか、「実はみんなが帰ったあと自主練してるよね」とかいう感じ。
隠れて頑張っていることや、努力していることとかに気づいて褒めてくれると、すごく嬉しいです。

僕は不言実行タイプ。
基本的に、脳ある鷹は爪を隠すのがカッコイイと思っています。

だから、バレないように努力してることを気づいて褒めてくれたりすると、めちゃくちゃうれしい。
人見知りって、努力を隠す人が多いから、結構共感してもらえるんじゃないかと思います。
だからこのnoteを読んでいる方も、人見知りな友達がいたら、ぜひ「実は〇〇だよね」と褒めてあげてください。
ーーきっと喜ぶはず。

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