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心と体を癒す夕食を作るために。

こんにちは。nanakoです。
いつも読んでいただきありがとうございます。
今回は、「普段のお仕事ご紹介」の中の
夕食作りについてお話ししようと思います。

時間をかけてじっくりと

夕食は、朝食よりも調理の時間を長く取ることができるので、
時間をかけると美味しくなる料理をよく作ります。
夕方はマネージャーさんも本練習へ行くため、調理は全て1人で行います。
18時半の提供に間に合わなかったら大変。
余裕を持って15時前頃から作りはじめます。

一番最初に取りかかるのが煮物。
煮物は出来上がってから一度冷ますことでぐん!と味が染みていきます。
最優先して作る料理です。

数人分だけ作るよりも、大量にグツグツ煮込むとなんだかすごく美味しくなりますよね。
不思議です。

食材の状態や料理にもよりますが、
長時間じっくり煮込むとお肉も魚も野菜も、
柔らかくなって格段に美味しくなります。

最近では、煮物は時間が解決してくれる料理だと勝手に思っています(^^;

黙々と料理を作る素敵な時間

毎日4時間ほど、1人で料理をするわけですが、
その時間は自分にとってはとても大切な時間です。

・最近あったこと
・各選手の現状に合わせてできる工夫はないか
・次の献立は何にしようか
・今日の料理の彩りや味付けはどうか

いろいろなことを思い巡らしながら
トントンと包丁を動かしていると、
何かと名案が浮かぶのです。


また、料理は盛り付けや見栄えが非常に大切なので、まずはSNSやレシピの写真を見てイメージを膨らませてから、調理に取りかかるようにしています。
野菜の切り方なども、できる限り再現できるように心がけています。

レバーの下処理は丁寧に

貧血を抱えている選手も多いため、
鉄分の摂取には非常に気を遣います。
そこで活躍するのが″レバー″です。

他の食材と比べて少量で鉄分が多く補給できるので、豚レバーと鶏レバーを週に1回ずつ提供しています。
レバーが苦手な選手でも食べやすくなるよう、
丸一日かけて丁寧に臭み抜きと下味付けを行います。
(詳しくは後日記事にします)

一度に使う量の鶏レバーの血合いや筋を取り除くのに1時間ほどかかりますが、疎かにはしたくない部分です。

「今日も1日お疲れ様!」の気持ちを込めて

部員たちは、本練習を終えて寮に戻り、
すぐに食事を摂ります。

最後の火入れと盛り付けをしながら、みんなの帰りを待ちます。

今日もたくさん走ったね!お疲れ様😌
食事はゆっくり美味しく食べてね!

満足のいく走りができた選手、できなくて悔しい思いをした選手。
練習結果がどうであれ、温かく迎えてあげるようにしています。

食欲UPの工夫

明日に疲労を残さないようにするためにも、
残さず食べてもらいたいところです。
疲れて食欲が湧かなくても、食べやすくなるような工夫をしています。

猛暑の日にはスープを冷製に変更したり
逆に極寒の日にはみそ汁を具沢山にしたり。

真夏で、強度の高い練習で発汗量が増える日には気持ち味付けを濃くして、
食事からも塩分補給ができるようにしています。
疲れている時は特に、味気のない料理は食べづらかったという自身の経験が活かされています。

献立は、あくまで予定に過ぎません。
その日の天気や選手の状況を見て、内容を微調整することが多いです。

今日1日を頑張った皆の心と体を癒やす、そんな夕食を作っていきたいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました^^

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